さよなら!トランス脂肪酸!!

サラダ油について

スポンサードリンク

アメリカでトランス脂肪酸の食品への使用が3年以内に全廃へ!

2015年6月17日付のニュースで、次のように報じられました。

マーガリンなどに含まれている「トランス脂肪酸」。アメリカのFDA=食品医薬品局は、動脈疾患との関連が指摘されていることなどから、トランス脂肪酸を 多く含む油脂について、食品への使用を3年以内に全廃するよう通達しました。日本の対応は、どうなっているのでしょうか。・・・(省略)・・・日本人の平均の摂取量は0.3%と推計されていて、内閣府の食品安全委員会は、「日本人の摂取量は少なく、通常の食生活では健康への影響は少ない」としています。・・・(省略)・・・今回のFDAの対応を受けて、食品安全委員会は、「今のところ評価を見直すことは考えにくい」としています。
6月17日(水)18時54分配信 TBSニュースより ※魚拓はこちら

アメリカは2018年6月までに食品添加物から全廃すると発表したのだ。
日本のお役人は完全スルーを決め込んでいますが、とんでもないことです。

トランス脂肪酸を大量に含むショートニングはいたるところで使われています。試しにコンビニへ行ってスナック菓子でもデザートのケーキでもなんでも原材料を見て下さい。植物性油脂とかショートニングとかいろいろな書き方がありますが、その正体はトランス脂肪酸で、ほとんどのお菓子やパンに入ってます。惣菜やなんかの唐揚げやフライ、天ぷらもほとんど全部といっていいぐらいトランス脂肪酸たっぷりのショートニングを溶かした油で揚げています。ハンバーガー屋のポテトやナゲットもです。
なのに、いったいどっから「日本人の平均の摂取量は0.3%」って数字が出てくるんだよ。

あ〜あ、ホントこういう訳のわかんないニュースを目にすると、波動が下がりますよ。
ま、僕のことはいいんですけど、一番問題なのは、トランス脂肪酸がどれほど危険かってことをほとんどの人が知らないってことです。知らないってより、知らされてないんですけどね。

スポンサードリンク

トランス脂肪酸の何がいけないの・・・?

トランス脂肪酸とはまず何かというと、こちらの過去記事でも書きましたが、体に悪いとされるオメガ6系のリノール酸やなんかの植物油に水素を注入して半固形(マーガリン状)にしたときに発生する物質です。人工の油で自然界には存在しない為、食べるプラスチックと揶揄されることもあるぐらいです。
よくマーガリンには虫も寄り付かず、カビも生えないとか、某ハンバーガーチェーンのフライドポテトを数ヶ月ほっといてもカビが生えなかったとかいいますよね。これらはまさに、トランス脂肪酸の危険を物語るエピソードです。

『植物油100%』なんて聞くと、すごくヘルシーなイメージを思い浮かべませんか?
マーガリンは植物性だからカラダにいいんだよ〜とか思っていませんでしたか?
とんでもないですよ!真逆です!今まで洗脳されてきたんですよ。

特にお子様をお持ちのお母さんやお父さん、また、妊娠中の方はなるべく早期にトランス脂肪酸を摂るのをやめてください!やめさせてください!子供がバカになりますよ。子供がキレやすくなりますよ。肥満になりますよ。記憶力が低下しますよ。アトピーやアレルギー体質の子供が産まれてきますよ。けっして恐怖を煽っているのではないですからね。

トランス脂肪酸が体内に入ると、活性酸素を大量発生させ、血液中の悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす働きがあるとされ、摂取しすぎると血管の内側を損傷させるため、動脈硬化の進行、心疾患リスク増大との関連が指摘されていて、アトピーやアレルギー、肥満、アルツハイマーなどを引き起こすと言われている大変危険な物質なのです。

ま、血が酸性に汚れるわけですから、その血がどこで悪い現象となって顕れるかってことなので、いろ〜んな病気を引き起こす可能性はありますよね。

だいたい、トランス脂肪酸の規制が世界的な広がりー欧米でもアジアでもーを見せているという事実がその危険性を示す何よりの証拠です。

トランス脂肪酸は何に含まれているの・・・?

そんな危ないトランス脂肪酸は何に使われているかというと、、、

トランス脂肪酸を含む食品(一例)
ショートニング、マーガリン、サラダ油、マヨネーズ、スナック菓子、ポテトチップ、クッキー、チョコレート菓子、ポップコーン、パン、インスタント食品(カップラーメン、袋ラーメン、カップスープなど)、ホイップクリーム、アイスクリーム(ラクトアイス)、コーヒーフレッシュ、ドーナツ、唐揚げ、フライ、天ぷら、ミートボール、フライドチキン、とんかつ、メンチカツ、チキンナゲット、フライドポテト、シェイク、カレーやシチューのルー、レトルト食品、冷凍食品、、、ほかにも、天然のトランス脂肪酸を含むものとして、牛肉(サーロインやハラミ)や乳製品など。。。

ま、こんなところでしょうか。
ショートニングとはサラダ油に水素注入のマーガリンから水分と添加物を除いたものです。無味無臭で、揚げ物や小麦粉の生地の中に練り込んで使います。サクッ、パリッ、カリッという食感はこのショートニング使用のためです。確かにポテトチップでもフライドポテトでも自宅で作っても店で食べる食感が再現できないのはこのためなんですね。

このショートニングというのはコストが安くて日持ちするためにそこら中で使われています。スーパーやコンビニでは、ショートニング(植物性油脂とかの表示もある)の入っていないパンやお菓子を見つけるほうが大変です。街のレストランなどでもショートニングで調理されている可能性があります。というよりほとんど使っているでしょうね。逆に言うとゴマ油やラードで揚げてるお店にとっては迷惑な話ですよね。とにかく、安いチェーン店なんかや、ファミレスやファーストフードはショートニングで調理していると思ったほうが間違いないです。パンなんかでもコンビニで売ってる袋入りの食パンに限らず、街のパン屋さんでも使ってたりするからタチが悪いですよね、全く。

19世紀のアメリカで開発されたバターの代用品のマーガリン、ラードの代用品のショートニングですが、あの肥満大国の原因のひとつはこれらであることは間違いないでしょうね。
fatwomen-america

アイスやシェイク、コーヒーフレッシュは乳製品ではなく油です!

僕たちが普段口にするアイスやシェイク、ホイップクリーム、コーヒーフレッシュは乳製品ではありません。あれは『油』です。

アイスクリームの中でも、裏面を見て『ラクトアイス』と書かれているモノは乳脂肪分0ですから完全に『油』といっていいでしょう。牛乳で作っているんじゃありませんからね。ほとんどの人は知らないですけどね。
ice-seibun rakutoaisu555

バーガーショップで見かけるシェイクですが、これは『油』を氷と混ぜますが、これだけでは水と油で混ざりませんから乳化剤という名の界面活性剤(化学薬品)を添加します。それにガムシロップ(これも体に悪い)をたっぷり入れて完成です。
ただし、最近になってこのことがバレてきたのでほんの少しだけ乳脂肪分も入れているかもしれませんが。

ホイップクリームも『油』を泡立て、乳化剤と安定剤を入れて作ります。乳脂肪分を使っていないので決して『生クリーム』とは表記できないんです。ホイップクリームってなんかかわいい響きですよね。騙されないでくださいね。
『生クリーム仕立て』とか『生クリーム風』なんて紛らわしい表記もあるから要注意です。

コーヒーショップに行けばご自由にどうぞとか置いてあるコーヒーフレッシュ(和製英語)ですが、家でもお客さんにコーヒーを出すときは必ず添えるって方も多いでしょう。今すぐやめてください。あれは『油』ですから。
牛乳で出来ていたら常温で置きっぱなしになんか出来ないですものね。
コーヒーフレッシュは『油』に水を入れ、乳化剤(界面活性剤)を入れて混ぜ、白い液体になったものに増粘多糖類を入れてとろみをつけ、日持ちさせるためにph調整剤、さらにはミルク色にするための着色料に、ミルク風味にするための香料を添付して完成です。
牛乳や生クリームは一滴も使いません。ただこれも、最近になってバレてきたのでほんの少しだけ乳脂肪分も入れているかもしれません。
このことは、食品添加物のプロ、安部司さんの著書に詳しく載ってます。

以上のように、生クリームや乳製品だと思って口にしていたものが実は『油』に食品添加物をどっさり入れたものだったなんて・・・しかも、このことを知らない人が多いということは、今まで隠されてきたし、巧妙なイメージ戦略で知らせないようにしてきたのだと思いますね。悪意すら感じます。

スポンサードリンク

トランス脂肪酸表示義務の法整備を求む! – – – まとめ

いろいろなものをカリッと揚げるショートニング、でもこれが実はいろいろな病気を引き起こす元となる・・・なるべく摂取したくないですよね。当たり前です。
でも、その使用を巧妙に知らせないようにしています。なので法整備を求めます!本当は使用禁止がいいんですけど、まずは表示義務から議論を行っていただきたい!
少しは企業のことなんかより、国民の健康を考えていただきたい。

消費者としては、なるべく避けたいしデトックスも考慮した上で、もし加工食品などを買う時があっても、その時は裏面を見て買うようにします。
あとは、前にも書きましたが、子供になるべく与えないで下さい。怖さを教えて下さい。パッケージの絵柄やCMのキャッチコピーに騙されないで下さい。
もちろん自分も含めて言ってるんですが。。。

僕も、味や食感に魂が奪われることがないよう原材料に気をつけますよ。身体を労らず酸化したままでは何もいいことがないのだと肝に銘じながら。。。

※この記事が少しでもよかった、役に立ったと思っていただけたなら、フェイスブックやツイッター、ブログでシェアしてくださいm(_ _)m

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメント

タイトルとURLをコピーしました