『サラダ油はカラダに悪い』は、本当か?

サラダ油について

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オメガ6系脂肪酸を摂り過ぎの食生活を今すぐ改めよ!

オメガ6系のリノール酸は工場出荷時にもすでに加熱され酸化していますが、さらにそれを家庭やレストランで調理の際に加熱することによって酸化し、神経毒である『ヒドロキシノネナール』が発生します。それらのせいで脳が機能障害を起こし、「モノ忘れ」「キレやすい」「うつ」「ひきこもり」といった症状になって現れます。
実際、アルツハイマー病の患者の脳には、正常の人の脳よりも多くのヒドロキシノネナールが検出されるという論文が発表されています。(参考:認知症の予防にサラダ油を使わないほうがよいか

このリノール酸は調理用のサラダ油をやめればそれで済むということでは決してありません。それほど、様々なところで使用されています。マーガリンやマヨネーズ、トランス脂肪酸やショートニングを使った市販の食品、たとえばスナック菓子やケーキ、アイス、カップ麺やインスタントラーメン、冷凍食品、スーパーの惣菜やファーストフード全般、、、と、挙げていくとキリがありません。
これらサラダ油とは一見関係無いようなものでも実は『アブラ』がたくさん含有されていたりします。これらの摂取を今すぐ見直さなければなりません。

マーガリンやショートニング、トランス脂肪酸はいらない

マーガリンやショートニング(※ショートニングはフライやお菓子などをサクサクとした歯ごたえにするために用いられ、揚げ油やたくさんの食品に使われます。)というのは、サラダ油に水素を添加して本来常温では固まらないはずの不飽和脂肪酸を半固形、固形化したものです。こんな人工の油、自然界に存在しない油が体に入っていいはずがありません。しかも生産時に、『トランス脂肪酸』というものが大量発生します。これがとんでもないシロモノなんです。
トランス脂肪酸が体内に入ると、活性酸素を大量発生させ、血液中の悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす働きがあるとされ、摂取しすぎると動脈硬化の進行、心疾患リスク増大との関連が指摘されている大変危険な物質なのです。

このような理由からか、アメリカでは2013年にトランス脂肪酸の食品への使用禁止を発表しました。アメリカのファーストフード店ではフライヤーの油がショートニングからキャノーラ油などに変更したとのこと。ポテトの味も日本と全く違うんでしょうね。もっと言うとニューヨークではそれに先駆け2007年より外食産業でのトランス脂肪酸全面禁止を打ち出し、2013年統計では平均寿命が過去10年間で男性が13歳も、女性も8歳も上がったとの統計もあります。(『そのサラダ油が脳と体を壊してる (百年賢脳・健康法)』P130より)

このように、欧米各国では規制の方向で進んでる『トランス脂肪酸問題』ですが、我が日本では2012年、食品安全委員会より『国内での規制は不要』との評価書をまとめたとのことでした。(参考:世界各国のトランス脂肪酸への対応
残念ですが、結局のところ、自分で判断し、自分で行動するしかありませんよね。

では一体、普段からどうすればいいのか?

リノール酸やトランス脂肪酸は体に良くないことはわかりました、と。では一体どうすればいいのか、ということになりますが、下記のことをおすすめします。
①エゴマ油や亜麻仁油を購入、毎日スプーン一杯、生でいただく。
②青魚を意識して食べ、また、DHA,EPAのサプリを飲むのもおすすめ。
③加熱調理用の油もオメガ3系オイルを使いたいところですけど、加熱すると酸化してしまいますのでNGです。なので、オリーブ油を使います。それも一番搾りのエキストラヴァージンオイルに限ります。オリーブ油はオレイン酸(オメガ9系)が豊富です。
④コンビニやスーパーで加工食品を買うときは裏面原材料を見て『ショートニング』『植物性油脂』『ラクトアイス』『マーガリン』などの表示があるものはすべて『人工油脂』です。それらをなるべく避けるのがよいでしょう。
⑤ファーストフードには行かないか、なるべく回数を減らす。
・・・と、まぁこんなところでしょうか。おすすめと書きましたが、自分はこうしてる、ということです。あくまで自己判断でお願いします。

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コメント

  1. […] こちらの記事も大変参考になります。 http://oneness555.com/no-salad-oil […]