遺伝子組み換えコーンが危なすぎる!

遺伝子組換え食品

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遺伝子組み換えをすることは神への冒涜、悪魔の所業!

今回はコーンに関する記事のため、遺伝子組み換え作物(食品)の怖さについてはまた別の機会に詳しく書きたいと思いますが、少しだけその『怖さ』に触れておきましょう。

『遺伝子組み換え作物』という言葉を聞いて、今まで僕が今ひとつピンとこないというか、頭の中がぼんやりしてしまっていた原因のひとつに、『交配による品種改良』と混乱してごちゃまぜになっていたことが考えられます。

この2つは全くの別物です。交配による品種改良とは、同じ種(しゅ)か近縁の種同士で掛けあわせて作るものですが、遺伝子組み換え作物は全く別の種(植物と動物)の遺伝子を操作して作るものなのです。たとえば、キャベツにサソリの毒のDNAを入れて作ったキャベツがあるそうです(日本で流通してるかどうかは知りませんが)。蝶々の幼虫のアオムシがこのキャベツを食べるとイチコロらしいです。う〜ん・・・種(しゅ)を超えての交配で生命を人工的につくる・・・これはまさに、神への冒涜、悪魔の所業といっていいでしょう。
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また、実験でGMコーンをラットに食べさせ続けたところ、ぼっこりとゴルフボールくらいの大きな腫瘍が出来た(下写真)という結果もある。おぞましすぎる。人間がこのコーン加工品やそれを飼料とする牛や豚や鶏を食べて平気なわけ無いですよね。「大丈夫です」と言っている担当省庁のエライ人たちは絶対に食べていないんだろうし。。。
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GM(遺伝子組み換え)は健康に問題 / サルでもわかる遺伝子組換え

こんなにある!遺伝子組み換えコーン食品(製品)!!

 遺伝子組み換えコーンは何に使われているのかをまとめました。

家畜用飼料牛・豚・鶏の肉はもちろん、ハムやベーコン、牛乳やチーズ、バター、卵などの畜産派生食品
甘味料コーンシロップ、果糖、ぶどう糖果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖、水飴など表示はさまざま。ほとんどの加工食品や清涼飲料水などに使われる。
サラダ油・ショートニングコーン油、さらにはマーガリンやマヨネーズ、ショートニングなどの派生食品
スナック菓子コーンスナック菓子やコーンフレーク
コーンスターチデンプン。ビールや発泡酒の副原料
キシリトールガムや歯みがき粉に使用。トウモロコシの芯から作られる
ポリ乳酸デンプンからつくられるプラスチック
バイオ燃料バイオエタノール

 上から6項目は僕らがいつも口にしているものです。怖いです。コーンやコーン油は直接食べている感覚は全くなくても、ほとんど全ての加工食品に含まれているのです。

遺伝子組み換えコーンで飼育された牛の悲劇

映画『キング・コーン』では、遺伝子組み換え(GM)コーンの恐ろしさについて、肉牛とコーンシロップ(甘味料)を例に挙げてその怖さを教えてくれる。

まずは、牛の飼育環境の変化とGMコーンの危険性について順を追って見ていこう。

  1. 100年前は、全ての牛は牧草または干し草を与えて飼育されていた。
  2. 今では90%の餌がコーンなどの穀物。(安くて高カロリーな為。)
  3. 元々穀物を食べる性質のない牛に穀物ばかりを与えたら、消化が良くないためか、胃酸が出すぎることになり胃潰瘍になるものも。体のpH(ペーハー)の数値が落ちて病気になりやすくなる(=酸毒症)。だからエサに抗生物質を混ぜて与える。
  4. 狭い飼育場で育てられた牛は動かないから太る。狭さでストレスにさらされ脂肪牛が育っている。筋肉は脂肪の塊で、野生の動物からは程遠い。牧草で育った牛に比べて約7倍の脂肪分(アブラ)を持つ牛が出来る。
  5. 昔の牧草牛は育成に数年を要したが、穀物で育った牛はたったの5〜6ヶ月で精肉工場に出荷される。脂肪分たっぷりで抗生物質漬け牛肉の出来上がり!

ちなみに、前に書いた「O−157はGMコーンばかりを食べさせられた牛の大腸菌が突然変異して生まれた」というのは、映画『フード・インク』という別のドキュメンタリー映画で観たのだけど、この映画についてはまた別の機会に詳しく触れたいと思う。

とにかく、僕らが普段食べている肉の中で、外食チェーンなどの安い肉はこれらのGMコーンで育てられた牛なのかなと思う。どうりで安いはずですよね。牛丼に焼き肉、ステーキ、とんかつに焼き鳥、鶏の唐揚げ、昔に比べて安いのは経済状況や為替の影響ばかりではなかったのかな、と。今度また書きますが、遺伝子組み換え小麦が原料のうどんやラーメン、パスタなんかも昔に比べて原価がかなり下がっているんだろうなと思う。

さらに言えば、牛や鶏自体が遺伝子組み換えされていたりとかも実際存在するから恐ろしい。もはや外食は全部信じられないです。素材の肉や小麦、調理油全てがGMってことも考えられますしね。全てがGM使用ではないにせよ…。一事が万事ってことですよね。

コーンシロップなどの甘味料がさまざまな病気の原因に!?

アメリカでは、1970年代からの作付拡張政策によりGMコーンの生産高は劇的に増えた。やがてコーンが余ることになった。そこで考えられたのがコーンシロップなどの甘味料への使用だった。

今の甘味料はほとんどがコーン由来のものだそうだ。砂糖に取って替わっています。おかげで加工業者はコストが抑えられ、商品の値段にも反映する。コンビニやスーパーに並ぶ加工食品や清涼飲料水のほとんど全部がコーンシロップ入りです。

コーンシロップに使われるGMコーンは、本来高タンパクであるはずのコーンからその栄養分を少なくし、代わりにスターチ(デンプン)を多くなるよう改良したものである。なので、コーンスターチから作られるコーンシロップにはほとんど栄養はないし、代謝にも悪い、とハーバード大の教授が言う。また、アメリカではコーンシロップの70%が飲み物の甘味料になるのだという。日本もそう違いはないのだろう。

さらに映画の中でこの教授は、コーンシロップの摂取の増加が肥満や糖尿病のリスクを高めるとも発言する。また、NYブルックリンの女性医師が言うにはニューヨーク市民の8人に1人は糖尿病で、予備軍も含めるともっと多くなるとも。安い食べ物はダメ!炭酸飲料もダメ!乾きを潤すつもりが砂糖をガブ飲みしてるようなもの・・・だと。ふぅ。。。

ファーストフードのバーガーも、炭酸飲料もポテトを揚げる油もシェイクも全部コーン由来!それも遺伝子組み換え!!

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