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およそ20年前のフランス映画『美しき緑の星』
約20年前の1996年に制作されたフランス映画『美しき緑の星(LA BELLE VERTE)』が、なぜか2015年5月にネット上で話題になっていた。
曰く、この映画は当時、マイナーなテレビ番組で2回放映されただけでメディア側(権力側)の圧力によってお蔵入りしてしまい、EUでも発売禁止になったそうで、YouTubeなどに何度UPされてもすぐに削除されてしまうという、いわくつきの映画なんだとか。
ま、動画共有サイトに映画を丸ごとUPすると、この映画じゃなくても削除されるのが普通ですが。。。
それでも『闇の支配者によって都合の悪い映画』とか陰謀論的なこともいろいろ書かれていて、それがフェイスブックやツイッターであっという間に拡散され・・・って、ここらへんにやはりネットのヒステリー性を感じて、引いてしまいますね。
(…といって、この記事でも動画リンクしているので人のこと言えないですけどね。。。)
でもまぁ、映画の内容が『人類に新たな目覚めをもたらす』的なことだそうで、これはやっぱ観たいなと気になっていて、やっとFC2で見つけたので観てみました。
この先にネタバレの内容を書いていますので、NO!教えないで!って方は、先に下記リンクより映画をご覧になってから記事をお読みください。
⇒ 美しき緑の星【日本語字幕】(89:31)
(削除されている時は、下記にもDLページリンクが有ります)
『美しき緑の星(LA BELLE VERTE)』を観て…(ネタバレあり)
この映画は、コリーヌ・セローが監督、脚本、主演の3役を務めるちょっとしたコメディもありのフランス映画(約90分)です。
この美しき緑の星という小さな星は地球よりも振動数が高いが、持ち寄った食べ物を与え合い、分かち合い、自分の得意なことを率先して提供することでお金がなくても成り立つ社会で、野菜や果物、オリーブや豆類を食し(生で食べる。火はあるが使うのは農機具を作る時くらい)、洗濯、運動をして麻のような服を纏って暮らしている。いわゆる縄文的な生活なんだけど地球よりも高度な文明(遠隔通信や未来予知、宇宙旅行などの教育を行っている)を持っていて、毎年いろんな星に、波動を上げるためか、『星外派遣』を行っている。だが、地球は波動が低く野蛮な星だということでみんなが敬遠する中、一人の女性ミラが手を挙げ、ボール型宇宙船に乗って地球に向かうことに。
ミラが降り立った地球は自分の住む星よりも波動(振動数)が低いためなのだろう、未だに貨幣経済で身分社会、そして差別社会。さらには肉食(動物の死体を食べる)で車社会。街はコンクリートで固められ、空気は排気ガスにスモッグだらけで食べ物は添加物だらけ。街往く人々は他人に冷たく、いつだってイライラしている。敵味方に別れて戦っている(それがサッカーのゲームだろうが何だろうが…)。
また、ミラは街往く人々を見ただけで一瞬にしてその人の持っている病気を当てることが出来る。波動(エネルギー場)を読んでいるのだろうか。
ミラは街で出会う人々 – 波動の低い人々に対して『切断プログラム』を行う。『切断』といっても物理的に何かを切るのではなく、それは一言で言うと波動の低い3次元的分離意識からの切断。つまり先に記した貨幣経済とか身分制度とかに縛られている価値観からの切断かなと。
『切断』された人は一瞬にして、凝り固まった波動の低い現在の価値観を手放すことで愛と調和に目覚めていく。一言で言えば善人になる。あまりに簡単に豹変するのが逆にユーモアなのかな、でも簡単に変わりすぎてつまんない(笑)。
また、ミラは添加物満載の地球の食べ物が食べられず、どうするかというと病院に行って新生児を抱っこすることでエネルギー交換して(プラーナ的なものを貰って!?)飢えをしのぐ。
いくら地球といえども、産まれたての赤ちゃんは波動(エネルギー場)が高いっていうメッセージなのか。
ミラと遠隔通信していて地球には可愛い女性がいるってことを知ったミラの息子たち2人。星の長老に無理を言って地球に行くことに。
だけど降り立った場所はアフリカっぽい砂漠のど真ん中。その砂漠に住む原住民はテレパシーを使えて自然と調和した暮らしを営んでいる。同じ地球でも文明にまみれていない人々は高度な能力を持っているというわけか。
確かに、ニュージーランドのマオリ族はテレパシーでアメリカのホピ族やなんかと会議を開いてるというのを何かで読んだことがあるが。。。
やがて2人は原住民たちに惜しまれつつも別れ、砂漠の近くの街から飛行機に乗って母ミラのいる街へ向かう。おもわず、えっ!?テレパシーは使うけどテレポーテーション出来ないの?ここは瞬間移動でしょ…なんて突っ込みつつ。。。
そして2人は目当ての可愛い姉妹に出会い、自分たちの星について話した後、地球の未来についてこう語る。
「(現在の地球の)工業時代のあとは大裁判になる。有害物(食品、化学物質、武器、タバコ、酒、医薬品、原子力、自動車、建築など)を製造した人(業者)全員、それで蓄財した政治家に有罪の判決が下される。」「不買運動が起こる。有害なものを買わないようにしたんだ。それには軍隊も警察も手が出せなかった。」
ま、権力側(先進国政府や多国籍企業など)からしてみたら、映画上映禁止や動画削除したいと思うなら、この箇所の台詞が大きな原因なんだろうな〜なんて思いつつ。。。
ミラたちの星に憧れる2人の姉妹を連れていっしょに5人で星に帰ってTHE END!
…とまあ、だいたいこんな内容でした。一時間半あっという間に見終わりましたよ。
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映画を見終わってみて…
見終わってまず思ったことは、『闇の支配者』が躍起になるほどの映画じゃないよな、ってこと。ただ、1996年時点でこの世界を描くことはなかなかすごいことだと思う。2012年を跨いだ今、かなり地球全体の波動も上がってきているので当時観るよりも違和感がないかも。あと、多分かなり編集で短くなっているなという印象。それと、縄文的ユートピア社会賛美のメッセージをストレートに打ち出している印象でした。
実際どうだろう、確かに武器や化学物質、医薬品に原子力は僕も必要がないと思っている。が、実際それはごく少数派の意見である。ほとんどの人が自動車や医薬品などは無いと困ると思っているだろうし、その考えを変えるとも思えない。東日本大震災の後だって原発が無くそうとしないぐらいだもん。
もし人々の意識が変わるとしたら、2つの変わり方があるだろう。
一つ目は、時間はかかるが徐々に覚醒者が増えていき、ある人数に達した時100匹目の猿現象が起きて、一斉にオセロのコマが裏返るがごとく変わっていくという変わり方。
二つ目は、ポールシフトか隕石衝突などで、かつてのノアの洪水のような地球規模のとてつもない – – – 海と陸地がひっくり返るような天変地異が起こり、このままでは立ちいかなくなり、180度意識を変えざるを得ない時。
映画が言うように、テレビやゲーム、ネットの見すぎで脳が萎縮してしまったり、自動車に頼りすぎて運動能力が落ちてしまったりすることも実際にあるだろう。さらに他にも、電磁波や化学薬品(医薬品、残留農薬、食品添加物)、原子力なども人体に悪影響を及ぼすのは明らかなのも大体の人は感じてる。どんなに学者が大丈夫だと言ってもそんな御用学者は信用しない。まさにそれらにバイバイすることで健康で住み良い社会が訪れるのは間違いないだろう。
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コリーヌ・セロー監督の言葉
・・・こんなことを思いながら『美しき緑の星』で検索すると、アセンション実践倶楽部というサイトに監督の言葉が載っていましたので引用させていただきますね。
☆監督の言葉
世の中の仕組みを根底から問い直すクレイジーな映画を撮ってみたいと思いました。それで長い時間をかけて考証を行ったのです。無駄になったシーンやアイデア を書き留めたノートが何冊にもなりました。次から次へと疑問が生じたのですが、そのすべてに答えが得られたわけではありません。そうして、風にそよぐ木々に見守られながら、台本の執筆に取りかかったのでした。
完成した台本を見た人たちの反応は実にさまざまでした。このプロジェクトの資金援助には乗り気でない人たちが何人もいるとプロデューサーのアラン・サルドが言います。「本当にこの映画を撮るつもりですか?」と彼が言うので、私は熱を込めて「もちろんです」と答えました。
かくして映画は封切られたのですが、完全な失敗でした。誰も興味を示さなかったのです。客が入らず、批評家からは酷評されました。業界にとって、この作品は 理解不能のUFOだったのです。しかし、この映画は死にませんでした。こうした逆風にもかかわらず「美しき緑の星」は生き残り、生き物のように成長し、人の話題となったのです。
この映画が必要とされているからでした。
この映画が世の中に発するメッセージのためだったのです。
一緒に映画を見て語り合う「美し き緑の星」クラブのサイトが、いくつもインターネットに見られるようになりました。
私は早すぎたのでしょうか?
いいえ。いま、この映画のように価値観を根底から問い直すことで世の中を変えることが必要な、ぎりぎりの瀬戸際まで私たちは来ているのかもしれません。
なるほど。。。。やはり産業界などからの反発もあったらしいですね。出来た映画はマスコミも一切取り上げないか、酷評することで世論操作したということですね。
でも、商業的成功を狙った映画ではないので、メッセージが徐々に受け入れられ今にいたるのか。。。著作権フリーのような言い方もしていますね。
また、アセンション実践倶楽部さんのページでは、フラッシュとMPEGでのダウンロードが可能ですのでもしよかったら下記リンクからどうぞ。
アセンション実践倶楽部『美しき緑の星』DLページへ
まとめ
いずれにせよ、価値観が大きく変わりつつあるこの流れはいくらマスコミがいくら頑張ってコントロールしようと思っても誰にも変えられないのです。また、不買運動などしなくても必要ないものは売れないでしょ、これからは特に。みんな『何か』に気づいて、いろいろと手放していますよ。実際、テレビもみんな見なくなっていますよね。テレビのウソ、ステマや世論操作に徐々に気づいているんです。また、クルマもバイクも売れていない。都会から田舎に移り住む人たちが増加している。これらの事実が価値観の変化を物語っていますよね。どちらが良い悪いというわけではなく、ね。
地殻も変動し、人々の意識も大きく変動しています。ただ、変わらない人、変えたくない人はそれでもいいのです。選択の自由ですから。
変わりたい人、第4密度(5次元)に移行したい人は、体や環境に悪いものを避ける事で波動(振動数)が上がり、それを遂げることが出来るのです。
僕は自分にも言い聞かせますが、頭でっかちではいけません。すべては行動を起こすことから始まるのです。実践あるのみなのです。
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