エプソムソルト入浴でマグネシウムを摂り入れよう!

デトックス・排毒

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今回は、エプソムソルトの話です。

みなさんは、エプソムソルトというものをご存知でしょうか?健康や美容にイイということで海外セレブがハマってるというところから数年前より話題になってるものですが、実際、僕も早速購入して、試してみました。

今回はその時の感想などを交えながら、エプソムソルトについて記していきたいと思います。

エプソムソルトっていったい何なの?

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(画像:Livestrong.com

エプソムソルト(エプソム塩)とは、硫酸マグネシウムの一般的な名称で、硫酸とマグネシウムの無機化合物である。塩の名が付いているが硫酸マグネシウムの純粋な結晶で、塩分は含んでいない。15世紀~16世紀にイギリス・サリー州のエプソムという場所で発見され、見た目が白く塩に似ていたためにその名が付いたと言われている。欧米では多くの家庭に普及しており、一般的にバスソルトとして使用されている。その他、医薬品や植物の肥料としても用途がある。
Wikipediaより)

海水に含まれるミネラルの一種で、海水中に含まれる塩分の6%は硫酸マグネシウムということ。

日本で売られている入浴剤の成分の多くに硫酸マグネシウムが含まれています。エプソムソルトはソルトとはいっても、見た目が塩みたいなだけで、塩分(ナトリウム)は含んでいないんですね。なので浴槽や排水口を腐食させる心配はありません。

また、豆腐を作る際、豆乳に混ぜ凝固させるための「にがり」にも含まれる成分です。だから舐めると文字どおり苦いです。激マズです(笑)。

日本人はとかくマグネシウム不足と言われます。飲み過ぎはもちろん身体に良くないですが、マグネシウムは必須ミネラルの一種なのです。

そこで、今回ご紹介するのは、このエプソムソルトを使った入浴法で、これにより手軽かつ経済的にマグネシウムを吸収出来るので、このことがエプソムソルト入浴の一番の理由なのです。

サプリメントで摂るよりも無添加硫酸マグネシウム100%のものを皮膚から吸収させるほうがナチュラルでいいような気がしますからね。

その他、エプソムソルト=硫酸マグネシウムをカラダに吸収することで、さまざまな効能といいますか、そういったものが報告されていますので、それらも紹介したいと思います。

(※効果・効能についての記載はあくまでも個人的な感想です。病気の治癒や健康の増進を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。)

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エプソムソルト入浴とは・・・

はじめに、エプソムソルト入浴とは何かってことですが、欧米ではかなり昔から一般的に行われている入浴法で、エプソムソルトもドラッグストアに行けばいつでも手に入るくらい身近なものらしいです。

が、日本では2014年あたりからでしょうか、ぼちぼち広がってきたのは。当時はエプソムソルト自体、日本ではなかなか手に入らなかったのですが、最近ではやっと薬局で硫酸マグネシウム下さいって言うと買えるところも出てきてるみたいです。ただ、街に腐るほどあるドラッグストアでは、純粋なエプソムソルトはなぜか目にしたことがありません。

国産、無添加にこだわりたい僕は、ネットで岡山産の無添加硫酸マグネシウム100%のものを買いました。

また、エプソムソルト入浴法は、数々の独自の療法を世に出した、エドガー・ケイシー(Edgar Cayce : 1877年~1945年)リーディングにも出てきます。(リーディングとは、トランス状態で宇宙根源のサムシンググレートより情報を得ることです。)

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(画像:NPO法人 日本エドガー・ケイシーセンター

ちなみに、エドガー・ケイシーのリーデイングによるエプソムソルト入浴法は巷で一般に言われているそれよりも大量のエプソムソルトを使用したり、手順も細かく定められているので、ここでは省きますが、もし、ケイシー療法をやりたい!って方は、アメリカ・エドガー・ケイシー財団本部(Edgar Cayce’s A.R.E.)のサイト(英語)をネットで翻訳して行って下さい。

EPSOM SALTS BATHS(エドガー・ケイシー財団本部 A.R.E.)

エプソムソルト入浴のやり方

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それでは、エプソムソルト入浴のやり方です。

エプソムソルトの量についてですが、マグネシウムの摂り過ぎもよくないので(特に子どもや腎機能の弱った老人)、気になる方は最初少なめで、体調を変化を見ながら徐々に増やしていくやり方もいいかと思います。

エプソムソルト入浴のやり方
  1. 入浴前に水を飲み、あらかじめ水分をとっておく。
  2.  浴槽に150リットルのお湯(38〜40度)を溜める。
  3. エプソムソルトを150〜300gを入れ、よくかき混ぜる。(お湯150Lに対して300gが海水の濃さだそうです)
  4. 15〜20分浸かる。(20分以上は浸からない)
  5. エプソムソルトのお湯で頭を洗ってもOK。
  6. 最後に、シャワーで全身を流す。
  7. 入浴後の水分補給も忘れずに。

※エプソムソルトを混ぜたお湯にクエン酸重曹を入れると、シュワーッと泡立ち、即席で炭酸泉の出来上がり。バブルバスをお楽しみ下さい。

エプソムソルト(硫酸マグネシウム)の働き

エプソムソルト入浴をする上で、そのメリットとは何かということを見ていきましょう。

エプソムソルトは美容や健康(肉体的にも精神的にも)、園芸など、さまざまな効果があるとされ、ネットを覗いてみるとたくさんの情報が出てきます。特に海外サイトなどは、10も20も有効性を挙げています。

エプソムソルトの効果とは、要するにマグネシウムの働きによるものが大きいのだと思います。

マグネシウムは、「ミネラルの王様」「Master of Mineral」と呼ばれ、たくさんの化合物が活躍していますが、体内では生成されないので、エプソムソルト入浴によって適量のマグネシウムを体内に補給出来ればいいと思いませんか?

エプソムソルト(硫酸マグネシウム)に期待される効果
※下記効能については、一般的に言われていることであって、万人に対して有効または疾病が治癒することを保証するものではありません。また、すべてが即効性があるものとは限りません。
① カルシウムとの相互作用を促進
マグネシウムは体内で300種類以上の酵素の働きを助ける重要な役割を担っており、特にカルシウムとは密接な関係で、切っても切り離せないほど重要なミネラルなのです。
カルシウム単体では、マグネシウム無しでは充分な機能を果たすことが出来ません。例えばマグネシウムが不足するとカルシウムは骨の外に出てしまい血管に沈着して動脈硬化や高血圧の原因を引き起こします。このことから考えると、松果体にカルシウムが付着するのを防ぐことが出来るのではないかと推測しています。(エプソムソルトでカルシウムを溶解する動画
また、カルシウム不足でキレやすくなったりしますが、マグネシウムがちゃんとバランス良く(Ca2:Mg1の割合)細胞内に同居していればそのようなこともなくなるでしょう。
Mgは体内では生成されないので食べものやサプリで補う他ないのですが、なかなか満足いく量は摂れていないのが現状です。エプソムソルト入浴でMg補給の補助的役割くらいは果たせるのではないかと思います。
② デトックス効果(発汗促進)
エプソムソルトは体の細胞から毒素や重金属などの有害物質を取り除く働きをします。
また、エプソムソルトは発汗作用を促しますので、そういう意味でもデトックスに有効です。汗といっしょに毒素を体外排出しましょう。
通常、発汗によりマグネシウムは流れ出してしまいMg不足になる原因となるのですが、エプソムソルト入浴で、皮膚を通してそれを吸収しますので一石二鳥です。発汗による解毒によって、解毒の臓器=肝臓を多少なりとも休ませることが出来ます。
ストレスの緩和と身体のリラックス効果
マグネシウムは脳内快感物質「セロトニン」を生成するのに欠かせないミネラルで、イライラや偏頭痛を抑えてくれるとの報告もあります。
また、マグネシウムは、副交感神経を優位にして自律神経を整える働きがありますので、アドレナリン分泌を抑えリラックスすることで、睡眠や集中にいい影響を与えると考えられます。
④ 筋肉痛を和らげ疲労回復、柔らか美肌効果
エプソムソルト入浴をすることで、筋肉痛を和らげたり疲労回復するということが言われています。また、アトピー性皮膚炎や乾燥肌、水虫の改善なども報告されています。さらに、皮膚の古い角質を取って柔らかくし、足の臭いを中和させる働きも報告されています。
⑤ 高血圧の予防効果
マグネシウムは、血管にカルシウムが沈着するのを防ぎ、カルシウムやナトリウムは動脈を収縮させて血圧を上げるのだが、マグネシウムはそれらの量を調節し動脈を弛緩させて血圧を下げる働きがある。
また、温泉の中には硫酸塩泉という種類があり、中でもマグネシウム硫酸塩泉は「脳卒中の湯」と呼ばれるほど、高血圧や動脈硬化、胆石にも効くと言われています。(硫酸塩泉詳細
⑥ 血糖値を調節する
血中マグネシウムは血糖値を調節、正常化するとの研究結果も出ています。インスリンの働きを司る酵素を活性化するということです。
マグネシウムには、このように代謝に関わる働きに欠かせないミネラルなのですね。
⑦ 便秘の改善
硫酸マグネシウムはもともと下剤の成分ですので、便秘解消の効果があります。海外サイトなどを見ると、コップに小さじ一杯のエプソムソルトを溶かし直接飲む、みたいな記事を見かけますが、量の問題などがあるのであまりおすすめしません。
長期間かけて皮膚からマグネシウムを吸収していくことで、必要な分量を確保できるんじゃないかなと。
⑧ その他
ほかには、マグネシウムは苦土(くど)といって園芸や農業用の土壌改良などで使われます。光合成をおこなう葉緑素の核となるミネラルです。芝生に振りかけると青々する効果があるそうです。
さらに健康面では、関節痛や打撲の痛みの軽減、偏頭痛、冷え性の緩和、月経前症候群の緩和など。

すぐに結果を求めるのではなく、気長に行っていく必要があるような気がします。経済的ですぐに手に入るので続けていきたいと思います。

【参考】

▼マグネシウムの重要性を知るならこちら。

エプソムソルト足湯(足浴)もオススメ!

ashiyoku-baketu(画像:住まいと暮らしのお手伝い しみず

エプソム塩を使っての足湯足浴)もおすすめ。風呂場以外でもソファや机の前に座って何かをしながらでも出来るということが最大のメリットです。

足は心臓から一番遠いこともあり、血行が悪くなり冷えがちな場所でもあります。頭寒足熱の教えのとおり、足は温めないといけないといけません。あと、ふくらはぎから足首にかけてはリンパ液に毒素や老廃物が溜まってむくむことも多いですよね。

なので、手軽な足浴によって足を温めたり、毒素を汗といっしょに流したり、むくみをとったり、さらにはエプソム塩中のマグネシウムを皮膚から吸収することが同時に出来るのでいいですよね。

また、足の裏がカッサカサになっていたりひび割れていらっしゃる方にもいいかも。

エプソムソルト足湯のやり方(足浴バケツ使用)
  1. 足浴バケツまたは大きめの洗面器、足拭き用のタオルを用意します。
  2. バケツにたとえば8Lのお湯(38〜40度)を入れます。
  3. ちょっと濃い目に30gほどのエプソムソルトをお湯に溶かします。
  4. 15〜20分浸かります。(水を飲みましょう。水分補給も忘れずに。)
  5. 終わったら浴室にてシャワーで流します。

▼手軽で安い!お風呂場でお湯を入れて流すだけ。足浴バケツ(13L)、オススメです!

エプソムソルトって飲んでもいいの?

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(画像:HowToXP.com

エプソムソルトは飲んでも大丈夫?ってことですが、結論を書く前に少し説明すると、

エプソムソルト=硫酸マグネシウムは、下剤として使用されています。例えば、大腸の手術をするときに腸内をカラッポにするために病院では硫酸マグネシウムを飲ませます。

なので、飲んでも害にはなりません。ただ、お腹がゆるくなるなどの症状は起きるかもしれません。

また、昨今、肝臓洗浄レバーフラッシュ肝臓デトックス)としてエプソムソルトをオリーブオイル(エキストラヴァージン・低温圧搾のもの)やグレープフルーツジュースなどと飲むことで胆石を流すというものがあります。ただ、出てきた胆石はオリーブオイルの固まりかけたものという説もあり、実際やってはいないのでわかりません。

この時、心臓病の薬(血圧を下げる薬)を常用している人が、グレープフルーツ(ジュース)を摂取すれば、カルシウム拮抗薬の消化管からの吸収が増加して血中濃度が上昇し、薬が効きすぎて低血圧症になることもあると聞きます。

なので、レバーフラッシュに興味がある方は、やり方も含め各々で判断した上で検索してみてください。

なので、結論を書くとすれば、飲み過ぎなければ特に副作用もないが、特に飲まなくても、エプソムソルト入浴や足湯で皮膚から吸収させる程度でいいのかなと思っています。第一、激マズで飲めたものじゃないですからね(笑)。

あと、飲むわけではないですが、顔や手、肩や二の腕、足などに直接エプソムソルトを擦り込んでるようなやり方が海外サイトでは目にすることが出来ます。手っ取り早くて興味が湧きますね、豪快さがいいです(笑)。

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エプソムソルト入浴を試してみた。

早速、取り寄せてみました。ちなみに、近所のドラッグストアを何軒か回ったのだが、国産純天然100%のものは売ってなかったので、ネットで買いました。

で、エプソムソルト入浴をさっそく試してみました。

▼(入浴用)と書かれている。

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▼岡山県産の硫酸マグネシウム100%の純国産。1kgで800円だった。コスパいいね。日本人に不足しがちなマグネシウムを補うためにも、これは無添加なのでサプリなんか飲むよりも絶対によさそう。

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浴槽に入れる分量だが、このエプソムソルトに関しては、浴槽(150〜200L)に対して1回50〜150gが使用料の目安とある。

エプソムソルト入浴 レポート
分量(エプソム塩 / お湯)200g / 180L
お湯の温度40度
お湯に浸かった時間15分
エプソムソルト入浴の感想

うちの浴槽のお湯は180Lに設定してあるのですが、300g入れることにしました。ちなみに、150Lに対して300g入れると0.2%で、海水とほぼ同じ比率だそうです。これで塩分のない海水ミネラル浴が出来るってワケ。

風呂に入る前に、ミネラルウォーターをゴクリ。あらかじめ水分を補給しておきます。

200gのエプソムソルトを浴槽に入れると、あっという間にお湯に溶けます。

いつもはカラスの行水なのですが、エプソムソルトが皮膚から体の中に入り血管やリンパ腺に届くよう、長めに浸かりました(といっても15分くらい)。

お湯が柔らかくなっているのがわかります。エプソムソルトが水道水中のカルキを中和してくれる(動画)ので、都内はカルキの量が半端じゃないですから、これだけでもありがたい(´∀`*)v

さらに、頭皮も浸からせようと、頭からザッパ〜ンと潜ってみました。その時は特に感じなかったのですが、ドライヤーする時に、なんか頭皮がサッパリした気がしたのです。気のせいかもしれませんが。

お湯の温度は40度に設定していたのですが、風呂あがりには体の芯から温まってる感じがしました。このポカポカ感がエプソムソルトのおかげなのかどうかわかりませんが。

でも、体の芯から温まるということは、細胞が振動しているってことですからいいことですよね。

また、腰のあたりの疲れ?コリ?が取れていっているような気もしました。体が軽くなってるというか。。。これも気のせいかもしれませんが、、、。

お風呂から出た後もミネラルウォーターをゴクゴク。汗で抜けた水分を摂らないと血中マグネシウム濃度が濃くなりそうなので水は多めに飲みます。

週に2、3回入ればいいということなので、3kgのを注文して早くもリピートすることにしました。田舎の親にも勧めよう。

▼こちらが今回使ったエプソムソルト。6000件を超えるレビューがすごい。やはり汗が出やすいという意見が多い。

まとめ – – – マグネシウムって大事なんだなぁ、と。

以前、エプソムソルトって聞いた時、ソルト(塩)を排水管に流したらイカンっしょ!錆びちゃうっしょ!ってことで一度敬遠していたことがあるのですが、最近になって実は塩分は含まないことを知ったのでした。

で、試してみようってことになったのですが、実感がどうのっていうのは置いといて、マグネシウムの大事さに今になって気づかされたのが大きかったですね。

やたらとカルシウムを摂れっていうことはいろんなメディアなどでも目にするし、誰もがカルシウムを摂ることが体にいいと思っていますよね。

でも、マグネシウムが不足することでカルシウムは骨から解け出し、血管などに沈着して動脈硬化や高血圧を引き起こしている。放っておくと脳卒中や心疾患などにも繋がりかねない重大なことだ。

その大事な部分、「マグネシウムも摂ろうね」ってところがゴッソリ抜けちゃっている。

最近、ネットでもカルシウムの摂り過ぎはよくない、逆に骨を弱くするなどといった記事を見かけるが、カルシウムの摂り過ぎというかむしろ、マグネシウムの摂らなさ過ぎがいけないんじゃないかと思えてきた。

カルシウムのみならず、いろんな酵素やホルモンとの関係の深いミネラル、マグネシウムの大事さを周りの人たちに聞いてもあまり知らないし、ピンときていないのは僕だけだろうか?

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とにかく、カルシウム2:マグネシウム1ということなので、生活習慣病予防に、それらをきちんと摂りましょうということを、微力ながらも伝えていきたいと思います。

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