淡路島〜四国・剣山登頂ツアー(大歩危・祖谷渓編)

パワースポット探訪

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前回の記事「淡路島編」からの続きです。

1日目 その4 – – – 大歩危 ホテル〜祖谷 かずら橋

鳴門海峡を渡った僕たちは、四国の中央構造線上に沿って伸びる徳島自動車道に乗り換え、西に車を走らせ、高校野球の蔦監督で有名な(懐かしっ!)池田高校の近くの井川池田ICで高速を降りたらあとはぐねぐね山道をひた走り、ホテルを目指すことに。

で、予約してあったホテルに着きました!大歩危温泉 サンリバー大歩危です!(おおぼけと読みます。)

ここは大歩危・小歩危(おおぼけこぼけ)、祖谷渓(いやけい)という地区で、激流ではラフティングの大会なども盛んに行われる、渓谷と四国山地の山々に囲まれた秘境です。温泉もたくさん湧いています。

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ホテルでの夕食まではまだ時間があったので、祖谷(いや)のかずら橋に来てみました。このIYAというのもイザヤから転じてるのかなとも思わせ、響き的にヘブライっぽいですが、一説には阿波から紀伊半島に渡って熊野が出来たとする説があって、その場合、熊野も「ゆや」と発音するのでその元がこの辺の祖谷(いや)から来てるのかもしれません。大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)についても、日本語ではない言葉の響きを感じます。

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この時は8月1日なので真夏ですが、秋の紅葉も素晴らしいことでしょう。吉野川の支流の祖谷川ですが、水の色がすごく綺麗で、阿波の青石という青色の石のせいで水も独特の青色で透き通っていて、他ではなかなか見られないような美しい色をしています。

足場はこんな感じ。写メを撮るスマホを持つ手も震えます(笑)。

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この辺一帯の祖谷地区ですが、その昔、屋島の戦いで源氏に敗れた平国盛をはじめ平家の一行が、幼い安徳天皇とともに逃れてきたという平家落人伝説のあるところです。正史では国盛も安徳天皇も海に身を投げたとされますが。

かずら橋はそんな平家の落人たちが、もし追手が来たらすぐに切って(?)燃やして(?)橋を落とせるように、かずらで急ごしらえしたのだそうです。

下記画像は、かずら橋の隣にあるこの滝は、「琵琶の滝」という名で、平家の落人たちが京の都をしのび、琵琶を奏で慰めあったというのがその名の由来だそうです。

それにしてもなんたる水の清々しさ!マイナスイオン効果抜群です、ここは。

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そして祖谷かずら橋を後にした僕らは、ホテルで夕食をいただき、温泉に入って翌日に備えて英気を養いました。

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2日目 その1 – – – 栗枝渡八幡神社

さて、僕も友達もぐっすりと熟睡し、美味しい地の食材満載の朝ごはんをいただいたあとは、いよいよ剣山に向かうわけですが、その前に寄っておきたい場所があります。

鳴門方面から遠回りをし、つまり一旦剱山の西側に迂回して祖谷地区に来てから東の剣山に向かうという行き方を選んだのには理由があります。(あとで書きます)

寄りたかった場所、、、それは、栗枝渡神社です。

正式には栗枝渡八幡神社といいますが、まさにキリスト神社です!ヘブライです!山深い国道439号線を左に折れ、かなり細い山道を進みます。けっこうわかりづらく、何度も車で行ったり来たり。。。この日は朝早くから集落の人たちで草刈りが行われていて、道路っ端に座りこんで休憩中の人に道を聞いてやっと行けました。

その時に思ったのですが、「えぇっ!?ところでこの人たち、彫りが深くないかぁ〜?ヘブライの民なんじゃないの?」って。浅黒く目鼻立ちがハッキリとしていて日本人離れした顔立ちを感じたりしましたが、気のせいでしょうか?

下記画像が拝殿になります。画像にはないですが、後ろに回ると、ターコイズブルーで装飾されていたり、普通の神社とは趣が違う感じを受けます。ただ、八幡というけれども、安徳天皇陵としての神社でもあるので、十六菊花紋も見られます。

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栗枝渡八幡神社 MEMO

【ご祭神】平家とともに逃れてきた安徳天皇が幼くして崩御し、この地で火葬されご遺骨をご神体としてこの神社に祀った。八幡神社の体をなしてはいるが、実は別名「安徳天皇陵」ということなのだ。なので、この神社には鳥居がない。毎年、集落の人達によって盛大なお祭りが行われる。

【住所】徳島県三好市東祖谷字栗枝渡(地図はこちら

当神社の記録によると、剱山へ行く時には、遠い昔から必ずこの栗枝渡八幡神社に参拝することになっているのだと明記されているらしい。そういう理由で、わざわざ遠回りをして剣山に向かうことにしたのです。

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写真ではわかりづらいですが、拝殿の奥に安徳帝の御火葬場があります。結界が張られていて、何人たりとも立ち入り禁止なんだとか。

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下記画像は神社周辺の民家と山々。民家のほとんどの屋根の形が独特で、ユダヤっぽいと勝手に思ったりもしていました。熊野の山育ちの僕は、親父の実家のある熊野の山奥と雰囲気が似ていて懐かしさもあり、いい所だなと思い、山々や集落をず〜〜っと眺めていました。ケルト音楽の横笛が聴こえてきそうです。まったく俗世間に毒されていない感じですよね。勝手な思い込みかもしれませんが。。。

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もっとわかりやすい下記画像がネットで見つけましたので2枚お借りします。

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(上記画像2点 出典:大歩危・祖谷観光NAVI

なんと、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているそうですね。すばらしい!
ここに住む誰か、知り合いになってくれないかなぁ〜(^ ^)

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大歩危・祖谷渓編 – – – まとめ

いや〜、大歩危&祖谷渓、最高の場所です。青石と透き通った渓谷の水を見ただけでも癒されます。夏は遊ぶのに最高でしょうね、温泉もあるし。秋の紅葉も最高らしいですし。

そして、平家の落人伝説や幼くして崩御した安徳帝に思いを馳せると、何かを感じざるを得ません。さらにユダヤや忌部氏、空海なども絡めて考えると、う〜ん、この地域の本当の史実はなんだろうかと、四国の出身でもないのに気になってしょうがありません。きっと隠された重大な事実が眠っていることは確かでしょう。

・・・ということで、今回はここまで。次回はいよいよラスト、剣山編です。安徳帝が平家とともに祖谷に逃げ延びてきた際、三種の神器のひとつ、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を隠したから剣山という名が付いたとか、「鶴と亀が統べった♪」の鶴(つる)亀(き)山からその名が来てるとかいろいろありますが、さらに、モーセの十戒の石板が入った聖櫃(失われたアーク)が隠されているとか、剱山にまつわることはたくさん情報があります。

なので、剣山に行ったことのある方も、これから行こうとしてる方も、是非ともお楽しみに!
淡路島〜四国・剣山登頂ツアー(剣山・古代ユダヤ伝説編)はこちら

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