鞍馬寺の五月満月祭(ウエサク祭)に行ってきた

パワースポット探訪

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鞍馬寺でサナート・クマラからメッセージを受けた畑田天眞如さま

ここで、今回のウエサク祭の旅とは関係ないのですが、昭和の時代に、鞍馬山でサナート・クマラから直接メッセージを受けた女性の話がとても興味深いので、この場にてご紹介したいと思います。

女性の名前は、畑田天眞如さまといいます。保江邦夫博士の講演の動画で知り、もっと詳しく知りたくなったので畑田天眞如さまの著書『命をつなぐ』を読み、2016年2月11日、紀元節(建国記念の日)に船井セミナールームにて行われた講演を聞きに行ってきたのでした。

余談だが、保江先生や畑田先生、政木和三先生など、岡山生まれの方とのご縁がここ数年続いている、和歌山・熊野生まれの僕です。何かが呼んでいますよね。

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(画像:にんげんクラブ

畑田天眞如さまは、昭和元年(1926年)1月、岡山市生まれの御年満90歳。幼いころより予知能力や透視能力のような特殊能力があり、周りから気味悪がられたという。

実母は彼女を産んですぐに他界し、その後は父と継母(=叔母、実母の妹)に育てられるのだが、この継母がとんでもなくイジワル。「母親の命を奪った親不孝者」と罵り、シンデレラを彷彿とさせるようなイジメをおこないます。

やがて、女学校に入学すると日本は大東亜戦争に突入、父親と二人で阿部山というかつて安倍晴明公が星を観るために住まわれていたという場所を開墾します。

女学校を卒業すると広島高等専門学校(現・広島大学)に進みます。が、その頃には戦火が迫って来ています。そんなある日、亡くなった母親が夢に出てきて「早く帰れ!何をぼやぼやしてるのか!あなたはそこにいるべきではないんだよ。」とエラく怒っていて、あまりにも怖かったので岡山に帰ることに。帰った翌朝、広島に原爆が落とされました。

数年が経ち、結婚しますが、義母も義父もこれまた陰険で言葉の暴力が酷い。それでも妊娠してからはお腹の赤ちゃんが泣き虫になっちゃいけないっていうんで笑ってこらえました。

腹を立てると血液が濁ってきますし、呼吸も浅くなって、自分の体にもよいことが起きないので、極力腹を立てないように努力してきたのです。(p118より)

それでも、毎日続くイジメや、さまざまなことに苦悩はなくならず、ついに自殺を考えます。夫に「実家に行ってきます」と嘘をついて乳飲み子の娘を抱いて京都の鞍馬山に登ります。今みたいに電車や新幹線のない時代です。岡山から二週間かかって辿り着いた場所が鞍馬山でした。そこで首を吊ろうとしたのです。

ある日の明け方、「馬鹿者!親の気持ちがわからぬか!」という大きな声に驚き、声のする方を見上げると、大きな男が立っていて、「明日の朝もう一度姿を現すから筆と紙を用意して待て」とだけ言って姿を消しました。

わけがわからないまま、筆と紙を借りようと山道を降りて行き、鞍馬寺にたどり着いて、その方が管長さんとは知らず、事の顛末を話し、半紙と筆を借りて戻りました。

恐る恐る待っていると、「予は魔王尊(サナート・クマラ)なるぞ」という声が聞こえました。娘と二人ひれ伏していると、つづけて魔王尊は「神は必要な人間か、そうでない人間か、いろいろな苦労を与えてみるものだ。そのような親心がわからぬか?なんでも自分で生きているように思っておるが、よく考えてみよ」と言われ、半紙二十枚分くらいの教えを語ってきてそれを書き留めたという。教えを伝え終えると魔王尊は姿を消したのですが、そこにはこの世のものとは思えない香りが漂っていたという。

その後、自殺をとどまった母子は家に戻りました。

やがて、縁あって鞍馬寺で修行を積むことに。管長様直々に手ほどきを受ける。

昭和49年、魔王尊より「天眞如(てんしんにょ)」の称号を賜る。

昭和55年、阿部山にて魔王尊の教えを伝えていくための道場、天眞如教苑を開く。えっ?お寺じゃなくて道場?って思われるかもしれないが、著書『命をつなぐ 』に次のような記述がある。

私が教苑を開くとき、ある方が「お寺を作るのですか?」と尋ねられました。私は、「いいえ、お寺は造りません。現在、日本中にどれだけのお寺があるかご存じですか?国宝級のお寺もたくさんありますが、人々は救われているでしょうか?多くの人たちは迷い、苦しんでいます。自分で病気を作り、自分で迷っていることすらわからない人が多すぎると思いませんか?私は病の少ない、迷うことの少ない学ぶ場所、道場を造りたいと思っています。」(p212)

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(画像:天眞如教苑 ホームページ

この教苑の主祭神ですが、鞍馬山三尊一体尊天(護法魔王尊と毘沙門天、千手観音菩薩)の他に大日如来やキリスト、マリア様など複数にわたる。それは、鞍馬寺の教えでもある「神・儒・仏・基と分けへだつるは、いまだ真諦に非ず」という教え、つまり、神道、儒教、仏教、キリスト教を分けて考えていては、究極の真実には至らないという教えがあるからなのです。

また、畑田天眞如さまはいろいろな内なる声を聞くのですが、ある日、弘法大師・空海の言葉が聞こえてきます「根元(こんげん)に還れ」と。「根元とはどこですか」と聞くと「天橋立の籠神社」だという。行くと海部宮司のお宅に招かれ、貴重な国宝の系図を見せられたと著書『命をつなぐ』に書かれていた。

が、根元の意味が書かれていない。僕が勝手に解釈すると、元伊勢・籠神社(「かご」と書いて「この」と読む。)とその奥の宮である真名井神社だが、サナート・クマラが天車(UFO)で日本に降り立ったのが天橋立ではなかったのだろうか。天橋立はUFOの発着場ではないかという説もあるくらいだし。

ま、そんなこともあってか、偶然僕は、鞍馬のウエサク祭の翌日、天橋立〜籠神社、真名井神社に行くことになる。(別記事に書きます。)

また、講演に行って感じたことだが、畑田天眞如さまは非常に愛に溢れている。時には厳しく叱ってくれたりもする。特に子育てや食の大切さを強く感じた。腸内洗浄を定期的に行っているらしいが、岡山の山奥の綺麗な水や豊かな土壌の環境、そこで採れた野菜を多く召し上がっているからこそ、腸内洗浄で流れた腸内細菌がまたすぐに復活するのかもしれない・・・そんな気がした。

あと、バシャールも腸内洗浄を勧めていたのを思い出す。

ま、とにかく機会があったら、サナート・クマラから直接メッセージを受け取ったという貴重な人物=畑田天眞如様の講演に行ってみてください。

また、僕が知るきっかけとなった動画ですが、保江邦夫先生の講演で畑田天眞如さま(阿部山のばあさんと呼んでいる)のことに触れているものがYouTubeに上がっていますので、是非ご覧ください。

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One

コメント

  1. 高田由美 より:

    いつも、情報ありがとうございます。
    何度か訪ねた鞍馬山ですが…興味深く読ませていただきました。
    不動明王の真言が記載されているので、声に出して読みはじめると花の香りが漂ってきました。えっなに?何処から!?クンクン…ロータスでしょうか品の良いよい香り。不思議な感じでしたが、神様が近寄られると花の香がすると聞いたばかりなので、そうなんだ!と感謝です。
    実は2016年2月の天真如様の公演に伺えなかったので、有難いです。

    • takumi より:

      高田由美さん

      コメントありがとうございます。
      One管理人のtakumiです。
      たしかに、甘い香りが急にするときってありますよね。
      本物の聖者に近づくと甘い香りがしたりするとも聞きます。
      聖なるエネルギーの匂いは甘い香りなんですね〜。
      面白い。
      それに、匂いって不思議ですね。