映画「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」を観て

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はじめに

2015年に上映されていたのだが見逃していていた映画、「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?(原題:GMO OMG)」を、渋谷UPLINKで観てきた。

UPLINKは、以前「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」を観に行ったお気に入りのちっちゃな映画館です。

ちなみに、原題の「GMO OMG」の意味ですが、「GMO」は言うまでもなく「遺伝子組換え生物」ですが、OMGは「Oh! My God」の略だそうです。(^ ^)

遺伝子組み換えとかって、あんまり身近に感じていなくて気にせず食べている人がまだまだ多勢を占めているっていうのが現実ですよね。避ける人が増えていってはいますけど、確実に。

この百害あって一利は大企業のためだけにある!?遺伝子組み換え作物(GMO)からまずは離れましょうよってことで、今回は書きたいと思います。誰だってカラダが資本ですからね。

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「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」予告編

まずは予告編を観ていただきたい。

この映画は、1976年生まれの若い監督、ジェレミー・セイファート(Jeremy Seifert)が、3児の父となったのを機に、家族(自分、妻、2人の息子と1人の娘)がいつも食べている、アメリカ人のほとんどが知らない「遺伝子組み換え作物(GMO)」って何?っていうところからスタートしている。

普段アイスクリームやファストフードを子供に食べさせている若いパパからの視点なので、GMOについてある程度わかっている人には物足りないかもしれないが、GMOについてほとんど注意を払ってないという方には、それについて知る糸口にはなると思います。

制作したきっかけは、映画パンフレットによると、2010年にハイチで大地震があった折、巨大バイオ企業・モンサントから支援物資としてたくさんの遺伝子組み換えトウモロコシやF1種(雑種交配)野菜のタネが寄付されたのだが、ハイチの農民たちがそれらを焼き払うといった事件があった、その記事を見て、GMOについて調べてみたら、あれもこれもGMOだった!ってことで、これらの情報をまだ知らない人にもシェアしたいということからだった。

「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」あらすじ

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(画像:映画『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』より 2人の息子フィンとスカウト)

公式サイトより抜粋】

3人の子どもを持ったことで“食”について考えるようになった一人の父親であり、映画監督であるジェレミー・セイファートは、種が大好きな長男の影響もあって「遺伝子組み換え生物=GMO」に興味を持つ。そもそも、アメリカでは表示義務すらないため、GM食品の存在自体がほぼ知られていないのが現状だ。

ジェレミーは疑問に思い、家族と共に遺伝子組み換え食品の謎を解く旅にでる。遺伝子組み換え市場シェア90%のモンサント本社や、ノルウェーにある種を保管する“種子銀行”の巨大な冷凍貯蔵庫、GM食品の長期給餌の実験を行ったフランスのセラリーニ教授など、世界各国への取材を重ねるうちに、徐々に明るみになっていく食産業の実態にジェレミーは言葉を失う。

本作は、遺伝子組み換え食品の真実を追うドキュメンタリーでありながら、『どんな食べものを、家族で選択していくのか』という答えをみつけるまでの、家族の成長物語だ。GMOをめぐる、オー・マイ・ゴッド(Oh! My God)なロード・ムービー。この旅の最後に、ジェレミーの家族は何を選択していくのだろうか。

アメリカでの上映、観客は支持、メディアは酷評、そこに隠された真実とは?

まだまだこの映画は公開されているところもあるので、近くに住んでいる方は是非足を運んでいただきたい。(劇場情報は下記画像クリック)

papa-gekijoujouhou

そもそも、遺伝子組み換えってなぁに?

遺伝子組み換え作物(GMO)って何?ってことですが、映画でも述べられていますが、大きく分けて2つに分けられます。一つは、特定の除草剤や農薬に耐えうる品種でラウンドアップレディ(耐性)と呼ばれるもので、除草剤を蒔いても雑草は枯れるけど作物は枯れないという特性で、ラウンドアップという除草剤とセットで売られる。もうひとつは、害虫が食べるとその害虫を殺してしまう毒を生成する害虫抵抗性と呼ばれるものでBtコットンやBtコーンなどというのが有名だ。

遺伝子組み換えは安全だというのは真っ赤なウソで、長期実験をほとんど行われないか、公表されないまま使われている。植物の遺伝子にサソリやバクテリアの遺伝子を組み込んだり、自然界では絶対にありえないことを平気でやっている。

今、スーパー雑草というのがあり、これは遺伝子組み換え作物のタネと交配した雑草がモンスター化したもので、アメリカを中心に賑わせている(下記画像)。

Superweeds567

これらは雑草の逆襲と言われており、自然をコントロールしようとする者へのカルマの刈り取りがやってきているのである。

また、スーパー害虫というのも出てきており、そうなるとラウンドアップでも効かないということなので、次なる除草剤を投入するといったことになり、その強力な除草剤は、もはやベトナム戦争で枯れ葉剤として使われ、ベトちゃんドクちゃんを産んだ元となった強力な成分のものになっているというのである。しかもこれ、完全なイタチごっこ。

主に栽培される遺伝子組み換え作物はトウモロコシ、大豆、綿、菜種、テンサイなど。生食用は日本には入ってきていませんが(たぶん)、ほとんどの加工食品の原料や家畜の飼料として使用されています。

しかも、世界で栽培されるこれらの品種は、GMOの占める割合が思っていたより多くのパーセントを占めているのです。

作物別栽培面積(万ha / 2013年)

作物名 世界全体 GM品種(割合)
大豆 10,700 8,450(79%)
トウモロコシ 17,900 5,740(32%)
綿 3,400 2,390(70%)
ナタネ 3,400 820(24%)
3億5000 1億7400

(出典:バイオジャーナル

日本の遺伝子組み換え生物の現状

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(出典:UPLINK『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』

最初に断っておきますが、ここで遺伝子組換え「生物」と書きましたが、GMOとは本来、遺伝子組み換えで作られた動物なども含まれるため、本来は「作物」ではなく「生物」が正しいです。ま、その時々で解釈を変えていくのが一番いいのだと思いますが。

日本では、表示義務の抜け穴というのがあり、国民の健康よりも企業の利益を優先するといった状態にある。なので、ほとんどすべての加工食品には遺伝子組み換え作物由来の植物油や甘味料などが入っているし、GMコーンをたらふく食べさせて短期間で無理矢理太らせた牛や豚、鶏からは肉や牛乳、チーズ、卵などが食品となってお店に並んでいる。しかもGMコーンのお陰で牛や鶏が死にかけるもんだから抗生剤もバンバン射たれているので、われわれの食卓に届くお肉や牛乳、卵などは遺伝子組み換え食物と抗生剤漬けといってもいいだろう。

また、映画パンフには、映画の中では観られないGMOに関するデータやニュースなどが他にもたくさん載っています。

映画『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』劇場用パンフレット

ほかにも、遺伝子組み換えに関する啓蒙を行ってる「サルでもわかる遺伝子組み換え」というサイトがあるので、そちらで是非くわしく見ていただきたい。

sarudemowakaruidenshikumikae0130

こちらのサイトで、遺伝子組み換えの表示の必要のない食品がわかりやすくイラストで説明してくれているので引用したいと思います。

【表示義務のない遺伝子組み換え食品】

hyoujigimunonaigmoshokuhin0130
(出典:サルでもわかる遺伝子組み換え

つづいて、表示義務のある遺伝子組み換え食品が次のとおりです。

【表示義務のある遺伝子組み換え食品】

hyoujigimunoaru0130
(出典:サルでもわかる遺伝子組み換え

多くの人は言うかもしれない「僕(私)は、遺伝子組み換えでないと書かれているものを選んでいるから大丈夫」と。

とんでもないカン違いだということを早く気付かねばならないし、周りにそういった人がいたら教えてあげなければならないと思います。遺伝子組み換え作物は、コーンシロップや植物油などにカタチを変え、確実にわれわれのカラダに入っているのですから。

先日僕は、田舎に住む母親に、「AJIN●M●T●は体に悪いからやめたほうがいいよ」と言ったところ、「自然のトウモロコシから出来てるから大丈夫だよ」との言葉が返ってきたので、虫も食わない遺伝子組み換えコーンだよと教えてやったら固まっていた(笑)。

何もビビらせるつもりは全くないのだけど。

まるでモンスター!GMサーモン&GMチキン

ビビらせるで思い出したけど、少しだけビビってもらいたい画像をお見せします。これらは、食用のために遺伝子組み換えによって作られた動物たちだ。これらの肉を僕たちは食べているかもしれないということを頭に入れて見ていただきたい。(閲覧注意)

gm-salmon0131

ひとつめはこちら、後ろの大きいほうが遺伝子組み換えで数倍の大きさに育った鮭、GMサーモンと言いますが、フランケン・フィッシュとも呼ばれています。ちなみに手前のが野生の鮭です。アメリカではすでに食用として認可されています。

おにぎりの中に入っている鮭フレークや、お寿司屋さんに行っても鮭のにぎりやお刺身を頼むのですが、まさか、、、大丈夫ですよね?

次の画像は閲覧注意です。

mutant-chicken567

つぎはこちら、羽のない鶏です。加工する際、羽をむしる作業を短縮するためでしょう。トンデモナイことをやってますね。こちらのYouTube動画では、動いてるところが観れます。

しかも後ろの雄鶏、足が4本ありますよね。足を4本または6本、8本にすることで儲けを2〜4倍増にしようとでもいうのでしょうか。

2015年に、中国企業が「KFCは遺伝子操作した8本足の鶏を使用している」と噂を流し、KFCがこれを告訴したという記事がありました。

カーネルサンダース激おこ。中国企業が「KFCは遺伝子操作した8本足の鶏を使用している」と噂を流し、KFCがこれを告訴

噂を流した中国からもわれわれの食べる唐揚げや焼き鳥なんかの材料としてチキンを輸入していますよね。まさか、、、大丈夫ですよね?

さて、次の画像は何度も目にしたかもしれませんが、長期間に渡って遺伝子組み換えトウモロコシ(GMコーン)を与えられてきたマウス(左)、GMコーンと微量の農薬(ラウンドアップ)を与えられてきたマウス(真ん中)、微量の農薬(ラウンドアップ)のみを与えられてきたマウス(右)です。みんな、大きな腫瘍(コブ)が出来ています。

gmo-mouse0130

マウスと人間の遺伝子は似ています。・・・ということは、いずれ人間にも。。。。。

この研究を行ったフランスの研究者、ジル・エリック・セラリーニさん(カーン大学分子生物学教授)は映画「パパ、遺伝子組み換えってなぁんい?」でも言っています。

「ラットに腫瘍が確認されたのは(エサを与えて)1年めの終わり頃。ラットでいう人生の折り返し地点、人間なら30〜40歳くらいなのです。すべてのGMが原因だとは言い切れませんが、腫瘍の原因のひとつだと思います」

ちなみにこの教授、世界中のマスコミからボロクソに叩かれています。正しいことを言ったり行ったりする人は、有名になればなるほど叩かれて社会的に抹殺されたりするのはよくあることです。ふぅぅ。

また、遺伝子組み換え食品の困った点として、すぐに結果が出ないというところが挙げられます。ジワジワとジャブのように効いてきて、もしくは茹でガエルのように、最初はお湯があったかくて気持ちいいと思っていても、知らず知らずのうちに温度が上がってきてそれに気付かない、ついには茹でガエルとなってしまう。

さらに言えば、遺伝子組み換え作物っていうものは、ものすごく安いんです、一般の作物に比べて。だから食品価格も安くなる。デフレで安くなっていたと思っていたものが、実はそれだけではなくて、原料となるものを遺伝子組み換え作物になったからというのもあるのです。

これ本当に必要?スヴァールバル世界種子貯蔵庫

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映画では、セイファート監督がノルウェーのスピッツベルゲン島にあるスヴァールバル世界種子貯蔵庫を突撃取材している。

ご存じの方も多いかと思うが、あのビル・ゲイツ氏の主導のもと造られた北極圏近くにある巨大施設で、世界中からタネを集めている。

大規模な気候変動や世界核戦争などの有事に備えて最大300万種のタネを貯蔵出来る施設で、まさにノアの大洪水のような世界の終末のような災害が起こることを前提に「種子の箱舟計画」と称しノルウェー政府が運営している。

もし本当にそういった壊滅的災害が起こったとして、タネを法外な高い値段で売りつけようってことなのでしょうか?支配しようとする臭いがプンプンします(笑)。こんなの要らないでしょ。

”世界の終末”に備えた巨大倉庫!【スヴァールバル世界種子貯蔵庫】とは

GMOは要らない!GMOにビビらない!

世の中の加工食品や酒、ドリンク、外食産業で出される食品はほとんどが遺伝子組み換え作物が多かれ少なかれ入っています。かといって、あんまり不安に思ったり恐怖したりすることは余計に波動を低め、カラダに悪影響を与えてしまいます。

なので、まずはビビらないこと。たとえGMO食品を口にしようとも、「全然大丈夫!」と思って食べれば、大丈夫です。それだけ人間のカラダは強いですし、想念パワーは偉大です。

ただ、食べ続けることはオススメ出来ませんし、なるべくなら非遺伝子組み換えの食品をチョイスするほうがいいです。

また、家庭菜園で固定種(在来種)のタネで、無農薬で出来たオーガニックの野菜やハーブを食べることが出来れば、田舎に住む人ならではのたいへん贅沢なことで身体も喜びますので、出来る人は是非やっていただきたいです。

そういった人がどんどん増えて、未来にタネを繋ぎ、有機野菜(オーガニック)がF1種作物や遺伝子組み換え作物を駆逐していければ最高だと思います。

【オススメ固定種タネSHOP】
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ジェレミー・セイファート監督からのメッセージ

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(出典:「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」公式サイト

最後に、「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」公式サイトより、ジェレミー・セイファート監督からのメッセージを引用して終わりにします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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ジェレミー・セイファート(監督/脚本/編集)

1976 年生まれ。2010年、初監督作品『DIVE!』は食料問題や飢餓が環境問題における抜本的な改革として紹介し、世界中の22の映画祭でさまざまな賞を受 賞した。その後、制作会社コンペラー・ピクチャーズを創設。現在、映画監督として、また環境活動家として、アメリカ中を旅して、人道主義と環境問題につい て講演を行っている。本作『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』は2作品目にあたる。
現在(2014年)、ジェレミーと妻のジェンは、ノースカロライナ州アシュヴィルにフィン(7歳)、スコット(4歳)、パール(2歳)の3人の子供と一緒に住んでいる。

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