日々の暮らしにマントラを・・・最強真言を唱えよう!

セルフワーク

真言(マントラ)とは

真言といえば、密教という言葉を思い浮かべる方も多いことでしょう。
密教とは「秘密の仏教」ということで、秘密めいた、何やら怪しい印象を受ける方もおられるかと思いますが、一方では、密教とは「秘密を明かす教え」であるという解釈も存在するのです。私は後者だと理解しています。
日本では、最澄の天台宗(比叡山)や空海の真言宗(高野山)などが密教の教えを説いています。

ここでいう真言(マントラ)とは、古代インドにて仏陀や菩薩が説かれた聖なる言葉(呪文)です。
元々は梵語=サンスクリット語で書かれていますが、当時、唐やチベットなどの密教のお坊さんがインドから持ち帰って母国語にした際に発音が変わってしまいました。
空海や最澄も唐から持ち帰ったので漢字発音ですが、真言宗と天台宗では若干発音が異なります。これは、聞き取り方の違いで起こったことです。
まだその時代、ひらがなも存在していませんしね。

ただ、せっかく唱えるのなら元々のサンスクリットで読みたいものです。というのは、サンスクリットとは、天上界から聖者が受け取った音で、それぞれの音がチャクラに対応しているという聖なる特別な言葉だからです。
そのサンスクリットで真言を唱えるからこそ意味があるのだと思うんですね。その言葉の意味を伝えるのが目的ではなく、音(波動)を伝えるのが目的ですから。
つまり、真言(マントラ)= 言霊を声に出す → その音が宇宙に届き、発動し、引き寄せる!こういう仕組みです。なので、心で念じるのではなく声で発音しましょう!

また、ここで誤解のないように書きますが、日本語読みだから全く功徳、ご利益がないというのは少々乱暴的かな、とも思います。日本語読みで唱えても功徳が大きいことは歴史上の数々の文献で紹介されていますので、日本語読みで唱えたからといって全く功徳がないなんてことは思っておりません。ただやはり、個人的にはサンスクリット読みを覚えたいと思いますが。

・・・というわけで、ここでは、3つの真言を取り上げますが、上段に多くの方に馴染みのある日本語読み、下段にサンスクリット発音を書き記したいと思います。
真言は大日如来に始まって、阿弥陀如来や不動明王、愛染明王に烏枢沙摩明王など、挙げればたくさんありすぎて覚えきれませんので、また、ほとんどが「〜ソワカ」との日本語読み(ちなみにサンスクリット読みでは「スバァーハー」)のみしか見つからないので、ここでは省略しますので、知りたい方は、不動明王,真言とか、愛染明王,真言などでググってみてはいかがでしょうか。

ただ、ここで挙げる3つのマントラは強力なので、十分変化が感じられると思います。

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真言(マントラ)を唱える前に

マントラを唱える際には、是非とも心がけたいことがあります。自分の欲望を満たす為のよこしまな心で唱えても効き目がないということです。

本来、密教の僧侶は身を清めて手で印を結んだり、九字の印の手刀を切って邪気を払ったり数々の作法があったりしますが、我々一般人は、そこまでしなくとも、少なくとも神聖な気持ちで大いなる愛をもって唱えたいものです。

空海も修業によって即身成仏が出来ると説きましたが、これはまさに、波動を上げることによって内なる光、内なる創造主と繋がることに他なりません。
真言(マントラ)の言葉が宇宙の法則と合致して初めてその力が引き寄せの力となって発揮されるのですから。

それでは、前置きが長くなりましたが、いってみましょう。
もう一度言いますが、上段が日本語読み、下段がサンスクリット読みです。

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『光明真言』いっさいの災いを取り除く力のある強力な真言

おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼばら まに はんどま じんばら はらばりたや うん


オーム アモーガ ヴァイローチャナ マハームドラー マニ パドマ ジヴァラ プラワルッタヤ フーム

「こうみょうしんごん」と読みます。23字の梵字から成る真言ですが、23って、シリウスナンバーじゃないですか!すごい。
この真言はどこの寺院に行っても3回唱えるといいでしょう。お不動さんでも阿弥陀さんでも弁天さんでもあるいは自分ちのお墓でもなんでも唱えます。

個人的には、私は2014年の夏に高野山に行ったのですが、その時この真言しか知らなかったのでどこへ行っても光明真言ばかりを唱えていました。
すると、帰りの山道を車で降りている時、雲が明らかにハッキリと龍の形になって身体がゾワゾワしたという経験をしました。
祝福されているんだ、と勝手に良い様に解釈しましたが(笑)。

なので、是非、暇を見つけては唱えていただきたい。僕は風呂に入ってる時や駅までの道のりで歩きながらでも唱えたりしています。通行人に怪しいヤツだと思われないように少し気を遣いますが(笑)。

ここに、光明真言をひたすら繰り返し唱え続けているYouTube動画がありますのでご紹介します。これを聴きながら覚えると、リズムも覚えられるのでオススメです。

『ガーヤトリー マントラ』人類が授かった世界最強の真言

オーム ブール ブヴァッ スヴァッハー タッサヴィトゥルー ワレーンニャムー バルゴー デーヴァッシャ ディーマヒー ディヨー ヨーナッ プラチョーダヤ―ッ

この真言は人類が授かったもっとも強力な真言(マントラ)ということです。
自らの邪気を取り払い、以前に犯した罪の許しを請う贖罪のマントラとも言われ、罪のカルマを解消し、自身に内在する神との一体を促すと言われる最強の真言です。
ただ、間違った発音やイントネーションは危険を孕む可能性があるということから、サンスクリット読みのみとさせていただきます。
サティア・サイババ師の唱えるガーヤトリー・マントラが正しい発音、イントネーションということだそうで、そのYouTube動画を貼りますので是非、いつでも唱えられるようになってください。

『ガーヤトリー・マントラ108回(108 times repetition for Gayatri Mantra)』というMP3ファイルをダウンロードするにはこちらのサイトからどうぞ。
 『サイババのガーヤトリー・マントラ108回』ダウンロードページ
DLしたら、BGMで流すだけでも効果があるとか。また、インドを旅行すると、街中いたるところで流れているらしいです。
サイババ曰く、他のマントラは忘れてもいいけどこのガーヤトリー・マントラだけは一生忘るべからず、とのこと。

波動を軽くすれば、振動数が上がって5次元の存在と共振し繋がることが出来ます。
ということで、自分もまだまだどんどん唱えていって、波動を上げていかなければと思っています。

『般若心経 マントラ』日本人に一番馴染みのあるマントラ

ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼーじー そわか


ガテー ガテー パーラーガテー パラサンガテー ボーディ スヴァーハー

皆さんご存知の『般若心経』の最後に出てくる真言です。般若心経とは、空(くう)についていろいろと解説していて、最後、この真言を授けよう、といって上記真言で締めくくっています。 個人的には、前半は飛ばしてもいいと思っていて、最後の真言のところだけを何度も唱えればいいというふうに考えています。

もちろん、その際はサンスクリット読みで唱えたいものです。 漢字読みだと、言霊として全く別物になっている気にもなり、サンスクリットで唱えるとなんだか安心します。 これもよく風呂や帰りの夜道なんかで唱えると、『魔』が寄ってこなくなる気がしてオススメです。

通常の般若心経の読経とは違う、マントラ部分を繰り返しているYouTube動画がありますのでどうぞ。

gate gate paragate parasamgate bodhi svaha で検索

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One

コメント

  1. みまこ より:

    はじめまして、みまこと申します。
    光明真言にはいろいろなご利益があるようですね。
    叶えたい願いがあります。
    誰にも迷惑はかからない願い事です。

    よく1万回唱えると叶うと聞きますが、それは1日に1万回なんでしょうか?
    それとも毎日の積み重ねで1万回なのでしょうか?

    1日300回毎日唱えるといいとも聞きます。

    ご存知でしたらおしえてください。

    • takumi より:

      みまこさんへ

      コメントありがとうございます。
      毎日の積み重ねで1万回だと思います。

      真言に限らず、「ありがとう」などの言葉もは振動数が高い音で、
      そんな高い波動と一心同体になるには、何回といった回数よりも、
      同調すると感じるまで、とにかく唱えまくるのがいいのではないかと。

      私見で申し訳ないですが、参考になっていれば嬉しいです。

  2. みまこ より:

    返信ありがとうございました。
    がんばってみます。