『かみさまとのやくそく 〜胎内記憶を語る子どもたち〜』を観て

スピリチュアル

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はじめに

こんにちは、takumiです。

先日、渋谷の小さな映画館、UPLINKにて、『かみさまとのやくそく ~胎内記憶を語る子どもたち~』という映画を観てきた。DVD化の予定もなく、自主上映会を探してしか観ることのできない映画なので、なんとか観ることが出来てよかったと思います。

2013年に公開された映画で、「胎内記憶」つまり、お母さんのお腹の中にいた時の記憶を覚えている子供たちの証言などをまとめたドキュメンタリー映画である。「胎内記憶」だけにとどまらず、子どもたちの証言を通していろんなことを学ぶことが出来たし、114分があっという間に過ぎた。感動し、ちょい涙目になっている自分がいた。

『かみさまとのやくそく』(2013年/日本語/114分)

出演:池川明、南山みどり、大門正幸、飛谷ユミ子、かがみ知加子 他
製作・撮影・編集・監督:荻久保則男
制作:『かみさま との やくそく』実行委員会

公式ホームページ  facebook

その日1回しかない上映時間は、平日の10:30AMからでしたが、ギリギリに到着してみると、ほぼ満席状態。待ち望んでいた人の多さを実感した。客層はほぼ若い女性たち。若いママさん、もしくは妊婦や、これから子どもをつくろうっていう女性でしょうか。関心の高さが窺えました。

そんな映画「かみさまとのやくそく」がとっても興味深い内容だったので、記事にしたいと思います。ネタバレの内容となっていますので、内容を知りたくないという方は映画を観たあとに読んでくださいね。

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『子どもの胎内記憶』とは?

胎内記憶をしゃべる子どもがどんどん増えてきているようです。地球の波動が上がってきてる証拠ですね。ちょっと前だったら、何言ってるの!?の一言で片付けられていたでしょうに。

子どもたちはリアルに胎内にいた頃の風景や音、お産の際の引っぱり出された時の感覚を語ります。いや、さらに溯って、宇宙から来たと言います。大人の質問に子どもが答えているのを表にして箇条書きにしてみましょう。

Q「宇宙に神様はいた?」
A「いた」
Q「神様はどんな人?」(外見について)
A「大仏みたい」「天使を従えている」
Q「他には誰がいた?」
A「子どもがいっぱい」
Q「親は神様が選ぶの?」
A「いや、子どもが自分で選ぶ」
Q「それはどうやって選ぶの?」
A「大きなテレビみたいなのがあって、そこに映ってる『おかあさん』の中から一人選ぶ」
Q「何のためにこの世に生まれてきたの?」
A「人の役に立つため」
Q「お腹の中から外の声は聞こえるの?」
 A「うん、聞こえる。親が夫婦喧嘩してる時、お腹を蹴ると喧嘩が止む。」
 Q「お腹の中から外の世界は見えるの?」
 A「ボヤ〜っとしてるけど見える。」
Q「お兄ちゃんが弟を選ぶってホント?」
A「ホント。僕が弟を選んだ。」

「何のためにこの世に生まれてきたの?」って子どもに質問するとほとんど全員が「人の役に立つため」と答えるらしい。すごい。そしてこれが、「かみさまとのやくそく」なのでしょうか。

また、自分が生まれてくることによって、親が喜ぶのをわかってる。赤ちゃんにとっては、母親の笑顔がいちばん嬉しいことなのだそう。そんなことを思っているなんて知ったら、母親にとってもすごく嬉しいことですよね。

それにしても、目も開いていない胎児が外の世界が見えるって、やはりそれは松果体で見ているのでしょうか?

さらに、子どもは胎内の様子や宇宙にいた時の様子を絵にします。

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(画像出典:予告編 YouTube・赤字は筆者)

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やはり、人間は宇宙からやって来たのだ、ということを再確認させてくれるし、子どもが語っているというのはやはり説得力がある。本やネットなどから情報を得て発言しているわけではないからだ。

しかもどの子どももだいたい同じようなビジョンを語っているのも興味深いことのひとつだ。

胎内記憶研究の第一人者、産婦人科医の池川明さん。

胎内記憶」については、七田チャイルドアカデミー七田眞さんや、ソニー創業者の井深大さんも胎児教育や幼児教育とともに言及しているが、「胎内記憶」を深く掘り上げ、フィールドワークによって事例や証言を集めている胎内記憶研究の第一人者がいる。

横浜市金沢区の池川クリニック院長の池川明(いけがわあきら)先生だ。

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(画像出典:予告編 YouTube

池川明さんの講演の模様はYouTubeにけっこうUPされていますが、その中から一本ご覧頂きたい。

池川明先生は、単なる胎内記憶研究家というだけでなく、実際に産婦人医師としてのキャリアもあるため、妊娠中の女性にとってすごくタメになるお話もされている。

例えば、

・妊娠中の母親がイライラしたり添加物などを多量に摂取すると羊水が濁る。
・羊水が濁って居心地が悪かったり、逆に、早くお母さんに逢いたいと思ったりして結果、早産になる。
・お産が安産だと子どもにポジティブな感情を、難産だと子どもにネガティブな感情を残す。
 ・逆子(さかご)の胎児には、お母さんが話しかけると翌日には直っていることもある。

つまり、マタニティブルーなんかで心配するなかれ!ってことでしょうか。優しく笑顔の絶えない精神状態で、酒やタバコ、添加物や人工甘味料などを控え、心身ともに健康なお母さんの中ですくすくと育った子供は後々手間のかからない素直な子供が生まれてくるのだから。

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自殺したり罪を犯した人が入る真っ暗な「反省部屋」

子どもたちが3人で中間生について語る。中間生というのは前世が終わった後、今生で生まれてくる前の段階ですが、前世で自殺をしたり、人を殺したり、または殺されたり、その他犯罪を犯した人は真っ暗な「反省部屋」に入るのだという。強制的に入れられるのではなく、本人の意志で入るのだという。(ちなみに子どもたちは「自殺」のことを「自死(じし)」と呼んでいる。)

そして、現実を受け入れ、悔いて反省し終わると「反省部屋」から出てくる。これはカルマの消化ということか。で、前世で迷惑をかけた人を喜ばすために生まれてくる。

自殺者は来世でも自殺を繰り返すということを昔何かで読んだことがあるが、その人は反省部屋に入っていないか、反省しきれてないのかもしれないですね。

また、「反省部屋」は真っ暗なため、その時の記憶を覚えている子どもは暗闇を怖がって泣くのだそう。

赤ん坊と話し、癒やす「たいわ士」さん

映画には、たいわ士という職業の方が登場する。

たいわ士とは、映画にも登場する下記写真、南山みどりさんのたいわ士育成講座によると、次のように書いてある。

たいわ士は、あなたと対話・身体の声を聞く体話・心と身体の調和を図る体和・居心地の良い状況や状態をつくる態和・赤ちゃんのメッセージを胎話してお届けする愛のメッセンジャーです。

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(画像出典: 映画『かみさまとのやくそく ~胎内記憶を語る子どもたち~』予告編(YouTube)

例えば、よちよち歩きの赤ちゃんが転んで頭を打ったとする。その時、お母さんによって反応がいろいろ分かれる。

① 「痛かったね〜、泣いていいよ〜」と頭をさすりながら痛みに寄り添い、泣くことを許していると赤ちゃんは自然と泣き止む。

②「そのくらい大丈夫でしょ、痛くない、痛くない」または「そのぐらいで泣かないの!我慢しなさい」と言って泣くのを止めようとする。赤ちゃんは本当に痛いのに泣き声がうるさいとばかりの態度に反応して余計に泣き声が大きくなる。

スパルタで強い子にしようと考えているからか、周りに気を遣って泣くのを止めさせたいのか、はたまた自分がうるさいと感じていて鬱陶しいからか、いずれにせよ②の対応をしていると、子どもの心に傷を付けてしまうし、他人を許せない人間になってしまうだろう。

赤ちゃんはそういったお母さんの態度を常に感じています。言葉がしゃべれないので泣いたり笑ったりすることしか出来ませんが。

赤ちゃんと喋れれば、動物とも喋れますし、草花とも喋れます。波動領域で、エネルギー場で感じることで赤ちゃんとテレパシーで会話したいものです。

インナーチャイルドを癒やすことの大切さ

また、たいわ士の南山みどりさんは、映画の最後のほうでインナーチャイルドワークを数人のお母さん方に行っている。映画の中で一人のお母さんは、今まで抑えてきた感情を解放され号泣が止まらない。

インナーチャイルドとは、「内なる子供」と訳されるが、とりわけ抑圧されたまま置き去りにされてきたネガティブな感情を差すことが多い。誰が抑圧してきた?自分がです。

さっきの赤ちゃんの例でいうと、「痛くない」「泣かないで」「我慢しなさい」と言われていると、「痛い」「悲しい」「イヤだ」とか、赤ん坊が泣くことの感情全てが否定されたことになります。そういった感情を持つこと自体が悪いこと、恥ずかしいこと、いけないこととして心の中で抑圧されたままくすぶり続けるのですね。

逆に、赤ちゃんの「欲しい」とか「やりたい」という能動的感情を「駄々をこねるな」とか「いけません」の一言で済まされて否定されてしまえば、欲しいものに手を出すことがいけないことかのように刷り込まれます。例えば好きな女の子に素直に「好き」と言えなくなるのです。

そんな抑圧された感情を解き放たない限り、こころにブレーキを掛け、人生でいつも同じところで失敗を繰り返すとか、女運や男運が悪いとか、人間関係がうまく築けなかったり、ひきこもりになっちゃうとか、何らかの悪影響を与えます。

親のEGOの影響が大きいのだと思います。とは言っても、過ぎたことを悔やんでも始まりません。抑圧されたまま放置してきた未解決の感情や過去の傷があるということを、まずは認識することから始め、それらに向き合い、受け入れ、愛し、許しましょう。ヒプノセラピーを受けるのもいいでしょうし、下記の本などもオススメです。

『かみさまとのやくそく』を見終わって – – – まとめ

映画『かみさまとのやくそく ~胎内記憶を語る子どもたち~』は、妊娠中のお母さんの精神状態などが胎児に与える影響のこと、また、人間には前世や過去世があって生まれ変わりがあるということを最近生まれた鋭いレインボーチルドレンたちが克明に語ってくれるスピリチュアルな面や、さらにはインナーチャイルドを癒やすという、忙しくせわしない現代を生きる多くの人たちに必要な癒やしのメッセージが込められていました。

が、やはりいちばん観ていただきたいのは、これから出産しようという妊婦の方、すでにお子さんがいるお母さん、子育てに悩んでいるお母さん、他すべての女性、親と不仲でわかりあえないまま育ってきた子供や大人たちにです。

また、親とはいえども、絶対に子どもを自分の操り人形にしてはいけない、支配してはいけないということを教えてくれます。子どもは幼くとも、一見何も出来ないように思えても、一人の独立した人間です。もともととてつもない能力を秘めた神の子です。しっかり大地に根を張れるようにサポートするのが周りの大人の役目であって、上から目線で教えた気になっていては、親が思っている以上には伸びません。

と、ここで悲報です。

なんだかよくわかりませんが、この映画の監督、荻久保則男氏と前出のたいわ士、南山みどりさんの間に何らかのトラブルがあった模様で、結果、南山みどりさんと関係者出演シーンがカットされるという異常な事態になっています。(詳しくはこちら

一体何があったかはわかりませんが、2人の大人の事情で、映画を薄っぺらなものにしてしまうという解決法には疑問が残ります。一旦リリースされた映画は、全国、いや世界の人たちのものであり、それをたった2人の大人の事情によってスポイルされてしまうのは理解できません。勝手すぎます。一旦監督(親)の元を離れた映画(子ども)が勝手な大人のケンカ(かどうか知りませんが…)で無いものにしてしまっていいのかということです。この映画のメッセージにも反している行動に思えてならないのです。

というわけで、ぼやいてもしょーがないのですが、DVD化の予定もないようなので、観れる人は劇場なり自主上映会に足を運んでいただきたいと思います。

映画の感想など、コメント欄ででもお知らせいただければ嬉しいです。

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コメント

  1. のん より:

    1ヶ月程前から ブログ拝読しております*
    すごく興味深い話ですね☆
    やはり乳幼児の頃が 一番波動が高いんですね!!
    そして改めて 人の感情や言葉・食べる物の選択が大事なんだと気付かされました

    • takumi より:

      のんさんへ

      いつもご覧頂き、そしてコメントありがとうございます。
      One管理人のtakumiです。

      >>やはり乳幼児の頃が 一番波動が高いんですね!!
      乳幼児は波動が高いですね。
      大人が赤ちゃんのほっぺにキスしたり、匂いを嗅いだり、顔をすりすりするのは
      赤ちゃんから高波動エネルギーを貰おうとしている行為です。

      >>改めて 人の感情や言葉・食べる物の選択が大事なんだと気付かされました
      ホントですよね。
      ワクワク、ウキウキ、ご機嫌さんでいられるよう、瞬間瞬間を生きていきたいと思います。

      これからもいろんな記事を書いていきます。
      また何かありましたらコメントお待ちしております!