カラダにいい塩、悪い塩。とっても大事な塩の話

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はじめに

こんにちは、takumiです。いつもご覧いただき、ありがとうございます。ご縁に感謝です。

今回は、僕たちのカラダに、生命維持に欠かせないとっても大事な『塩 Salt』について書きたいと思います。一口に『塩』といっても、いろいろあって、体にいいものから悪いものまであります。

なので、塩を買う時、選ぶ際の参考になれば幸いだと思っています。また、いろいろ言われてるイメージにとらわれないようにしっかりとした判断力を持つよう心掛けたいものです。

(※ここでいう体にいいとか悪いとかっていうのは、あくまでも個人の感想です。エビデンスに基づいたものではありませんので、予めご了承下さい。信じる人だけ信じていただければいいと思っていますので、ご自身の経験に照らし合わせてお読みいただければと思います。)

ちなみに、今回の情報は、書籍『長生きできて、料理もおいしい! すごい塩』によるところが大きいです。感銘を受けたと言うか、腑に落ちた内容でしたので。

誤った「減塩ブーム」に騙されるな。

世間では減塩ブームが常識となっているようですが、「塩」は人体にとってなくてはならないものです。はっきり言って最近の減塩ブームは、すべての「塩」を悪者のように受け取られがちですが、実際、減塩しなければならないのは、「精製塩」「食塩」という名の塩化ナトリウム99%の、いわば「工業品」の塩なのです。イオン交換膜によって、人体に不可欠なナトリウム以外のミネラルが抜き取られ、本物のミネラルバランスを失った、いわばニセモノの塩ですね。そんな塩なら減塩どころか、今すぐ廃棄してしまったほうがいいと思います。つまり、減塩してはいけないホンモノの塩と減塩しなければいけない精製塩をごっちゃにしているんですね。

ホンモノの塩には、塩化ナトリウムのほかに70種類のミネラルが含まれていると言われます。なので、われわれの生命維持には欠かせない物質なのです。このことは、点滴に空気や真水が入ると人は死にますが、生理食塩水という名の塩水を入れても死なないことからも、人体にとって重要なミネラルであることがわかります。これは、もともと生物の血液や羊水を含む体液のミネラルバランスが海水と似ているからです。相似象ってやつですね。あとで詳しく書きます。

(ここでいうホンモノの塩、ニセモノの塩というのは、あくまでも筆者の主観です。)

また、よく天然塩自然塩 VS 精製塩という図式が見られますが、実は、この「天然塩」や「自然塩」の定義が曖昧で消費者に混乱を与えるという理由で、食用塩への表示は食用塩公正取引協議会によって禁止されています。さらに、「ミネラルが豊富」などという表示も禁止されました。今まではマグネシウムやカルシウム、カリウムなどが豊富に含まれる塩によく使われていたのですが、塩の成分の多くを占める塩化ナトリウムも「ミネラル」だからです。

なので、このような表示のルールを理解した上で、塩の裏に書いてある成分表などを見ながら判断しましょう。ネーミングやパッケージデザイン、先入観にも頼らずにね。

そして、大事なことは、自然塩だからいい、精製塩だから悪いという単純なものではないのです。塩化ナトリウム以外のミネラルがたくさん入っているから「いい塩」というわけではありません。バランスが大事なのです。後で詳しく書きます。

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「天然の海塩」を摂ること=「豊富なミネラル」を摂ること

「塩」には、海塩(海水塩)岩塩湖塩があるとされます。

「岩塩」とは、太古の昔に海だったところが地殻変動で陸地になり、塩の成分が流れ出さず地中に閉じ込められたまま長い時を経て結晶化したもので、ヒマラヤ岩塩やアンデス岩塩、蒙古岩塩などが有名ですが、日本にはありません。それは、日本が雨の多い土壌豊かな森林国だから。たとえ地殻変動があって海が地上になったとしても雨で流れ出してしまうのです。

「湖塩」とは、様々な条件によって塩水の湖(塩湖)が出来て、そこで採れる塩のことを指します。死海やカスピ海、アラル海、ソルトレイクシティのグレートソルト湖、南米のウユニ塩湖などが有名です。

「海塩(海水塩)」は、海水から作られる塩で、日本を始め沿岸地域の国などで作られています。日本では縄文の昔より海の水を利用して海塩造りが行われてきました。万葉集にも「藻塩焼く」という塩造りを歌った言葉が出てきます。我々日本人のDNAに一番慣れ親しんだ「塩」であり、和食にもぴったりと合います。

世界を見渡すと、実は岩塩を使う国が一番多いのです。ヨーロッパなどは特にそうです。岩塩や湖塩も実はさほどナトリウム以外のミネラルは多くないのですが、彼らは、ミネラルウォーター(硬水)を飲むことでミネラルを体内に摂り入れています。しかし、日本の水はほとんどが軟水なので、マグネシウムやカルシウムといったミネラルはほとんど含まれていません。なので、「塩」によってミネラルを摂取するということが大事になってくるのです。

次に、日本での塩の製造方法の移り変わりを見ていきましょう。

日本での塩の製造方法の移り変わり


(出典:図説 福井県史

古代より海水から塩を造り続けてきた日本では、その時代時代によって塩の製造方法が変わってきました。

塩造りの行程をざっくり言うと、①濃縮→②煮詰め→③脱水という行程になります。海水のほとんどは水で、塩分はたったの3%ほどです。ということは、1リットルの海水を乾燥させても塩はたったの30gしか採れない計算になります。そこで、海水を濃い塩水(かん水)にしてから煮詰め、結晶を取り出すという方法がとられてきました。揚浜式塩田では汲み上げてきた海水を砂に散らすように蒔き、太陽熱と風で乾燥させ、塩の結晶の付いた塩を集め海水で煮詰めるという方法、入浜式塩田では潮の満ち引きにより海水を取り入れる方法で、遠浅の海に作られました。砂に蒔いた海水を乾燥させるところからは揚浜式と同じく、出来たかん水を平釜で煮詰めます。室町時代から昭和30年ごろまでこの入浜式塩田が主流でした。その後、竹の枝にポンプで汲み上げた海水を垂らし、太陽熱と風で水分を飛ばすといった流下式塩田が取って代わり、かかる手間が少なくなった分、製造量がぐんと伸びました。

ちなみに、塩は、1905年(明治38年)に日露戦争の戦費調達を目的に専売制がスタートしました。国以外に塩の販売が禁止されたのです。そして1949年(昭和24年)、日本専売公社が設立され、1972年(昭和47年)、イオン交換膜製塩法が導入され、これによって、ミネラルバランスのいい塩を作ってきた伝統的な塩造りの歴史にピリオドが打たれることになったのです。

このイオン膜製塩法は、1985年(昭和60年)に日本たばこ産業株式会社(JT)に引き継がれてきましたが、ついに1997年(平成9年)、92年間続いた塩専売制度は廃止され、今では塩事業法に基づき、財団法人塩事業センターがイオン交換膜による塩の製造を担っています。

この「イオン交換膜製塩法」とはどんなものかというと、海水を入れた槽の中に陽イオンだけを通過させる陽イオン交換膜と陰イオンだけを通過させる陰イオン交換膜を交互に設置し、両側から電流を流すことで海水に含まれるナトリウム(陽イオン)と塩素(陰イオン)が下記図のように逆方向に透過し、それによってかん水と塩分の薄い水に分かれる。これがイオン交換膜による電気透析だ。イオン交換膜の孔の大きさによって透過されるミネラルを選別も出来るので、塩化ナトリウム99%以上の塩を作ることが可能というわけですね。


(画像:塩なび.com

ここで、イオン交換膜製塩法について注目したいことがいろいろあるので、順に書いていこう。

イオン交換膜製塩法による「塩」に対する素朴な疑問

最初に断っておきますが、イオン交換膜製塩法によって造られた塩が体に悪いという研究結果があるわけではありませんので、信じる信じないはご自由に。

まずこの「イオン交換膜」の素材についてだが、いろいろあるようだが、体に入れると悪いとされるフッ素系樹脂で出来ているものがある。Wikipediaにも次のようにある。

ナフィオンはスルホ化されたテトラフルオロエチレンを基にしたフッ素樹脂の共重合体で、1960年代にデュポン社のWalther Grotによって発見された。(Wikipedia

なるほど、イルミ企業が開発したわけだ。過去記事『第三の目』松果体を活性化する方法にも書きましたが、フッ化物って体に蓄積すると悪いとされていますからね。波動を下げるというか。

また、なぜかこの方法、塩なび.comというサイトによると、採用しているのは世界中で日本と韓国くらいなのだそうです。えっ?なにそれ?って感じですよね。事実かどうかはわかりませんが、もし本当ならこの時点でオイオイ大丈夫なのか?って思いませんか。岩塩を使う国が多いとはいえ、世界中でたったの2国って、おかしくありません?

また、海水に電流を流すことで透析するこの方法、電流を流すっていうだけでなんか分子構造、いや、顕微鏡でさえも見えない何かエネルギーのようなものの構造が変化してしまうんじゃないの?とかいろいろ疑問は出てくるわけです。電気とか電磁波ってまだまだわかっていない影響がいろいろあるはずなんです。ハッキリ言って不自然なんですよね、要するに。不自然ってことは調和が取れていないってことですからね。

塩化ナトリウム99%って、そもそもが不自然な塩ですからね。君子危うきに近寄らずじゃないけど、イオン交換膜製塩法による精製塩、やっぱノーサンキューだわ。

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体にいい塩とは海水のミネラルバランスに近い塩のこと

さて、ここからが大事なところです。塩に含まれるミネラルのバランスについてです。体にいい塩とは一体どんな塩か、結論から書きます。

体にいい塩とは、海水の成分のバランスに近いミネラルバランスを持つ塩」ということ。

このことは、塩に関する本「長生きできて、料理もおいしい! すごい塩」にも「からだに「いい塩・悪い塩」にも書かれています。

では、詳しく見ていきましょう。下記は、海水を構成している成分表です。海水を採取した場所によって若干の誤差はありますが、2段めに示す塩分の構成(バランス)はほぼ一定だという。(Wikipediaより。)

海水の中の成分バランス
96.6%
塩分 3.4%

さらに、上記「塩分」を構成しているミネラルのバランスは、

海水中「塩分」のミネラルバランス
塩化ナトリウム 77.9%
塩化マグネシウム 9.6%
硫酸マグネシウム 6.1%
硫酸カルシウム 4%
塩化カリウム 2.1%
その他 残り

このミネラルバランスは、なんと、われわれの体の中を流れる血液や組織液の中のミネラルバランスと似ているという。また、赤ちゃんが育つ羊水にも。一事が万事、相似象というわけだ。海はすべての生物の故郷です。海水塩分のバランスこそが神の采配であり、自然の摂理であり、調和の取れた絶妙のバランスなんだと思います。というわけで、ミネラルバランス=海水 ≒ 血液 ≒ リンパ液 ≒ 羊水なので、このことからも、海水の塩分バランスに近い塩を摂ることが大事だと思うんですよね。

例えば、かつて戦争中、負傷者を治療するにも点滴液などが十分にないことも多かったと聞きます。そんな時、従軍医師は、海水を薄めそれを点滴しながら外科治療を行ったという話もあります。また、フランスの医師、ルネ・カントン(Rene Quinton 1866-1925)は、動物の血液を海水と入れ替えるというなんとも大胆な実験を行い、見事成功させたという。海水には赤血球や白血球などが含まれていないにもかかわらずだ。急速に赤血球の数が増えて元通りになったという。氏は、「海水こそ生命を生かす源である」との仮設のもと、飲む海水の研究を行った。詳しくは下記リンクで。

「海水で病気が治っては儲からない」(EJ第4120号)Electronic Journal

今でこそ生理食塩水やリンゲル液という点滴液がありますが、それらはいわば海水を薄めたようなものだ。ということは、海水と同じバランスのミネラルを摂取し続けていれば、変な病気になったりしないのではないか。逆に言えば、現代人はさまざまな生活習慣病やアレルギーで苦しんでいるが、それらはすべて、血や細胞が汚れて免疫力が落ちてしまっているからだとすると、現代人は食品添加物の化学物質や重金属やなんかで血液や細胞はかなり汚れていて、腎臓や肝臓もフル稼働しているが、排毒や浄化が追いつかないと病気となってあらわれるのだと思うし、加えて、ミネラルバランスを失った塩化ナトリウム99%の塩を摂っていることも血液の成分バランスを狂わせることで「血液や細胞の汚れ」に加担しているのではないか。…とするならば、昔の元気な人間のように免疫力を上げるには、血液のミネラルバランスを「元の」海水のそれに近づけることが有効なのではないかということだ。

かつて、「エプソムソルト入浴でマグネシウムを摂り入れよう!」という記事で、マグネシウム摂取の大事さについて書いたが、もともとちゃんとしたバランスの塩を摂っていれば、このような必要もなくなるわけだ。あと、にがり(苦汁)を摂る人もいるが、これまた同様だ。にがりは、いままでず〜っと精製塩しかなかったから摂取が必要とされていたのですね。もちろん、ここでもバランスが大事ですが。

というわけで、では海水の塩分バランスに近い塩はどの塩かということですが、「長生きできて、料理もおいしい! すごい塩」によると、

↑これです。お値段なんと、伯方の塩 1kgの10倍以上!!でもそこには、ただしょっぱいだけではない味があります。

なので、経済的にちょっと…という方には「舐め塩」がオススメです。朝と夜、人差し指につけたのを舐めるだけ。舌にホンモノの塩の味を覚えさせましょう。体がシャキッとします(個人の感想です)。ただ、やはり摂り過ぎは禁物です。それでも、バランスの取れた塩は摂りすぎてくると自然と体が拒否するという特徴があるので舐めすぎることはないのかと。もういらないと思ってしまうのです。実際僕も、そんなに欲しがることはありませんし。

これは、逆もしかりで、精製塩はどんどん欲しくなってしまいます。コレが実は、「やめられない止まらない」かっ◯えび◯んや、じゃが◯こ、マッ◯フライポ◯トについつい手が伸びてしまう原因なのではないかと推測しています。ホント、止まらないもの。外食や加工食品や数々のジャンクフードは、精製塩のオンパレードでしょうからそうなって当然ですね。しかもそれは、美味しいからそうなるって言うよりも、脳が勝手に信号出している感じ。まさにジャンクですね(笑)。

そこで、精製塩はなんでやめられないとまらないのか、さらに踏み込んでいきます。

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塩も小麦も砂糖もコカインも精製した粉にロクな物はない

物騒なタイトル通り、精製するということは、本来のバランスを崩すことに他なりません。よって、調和が乱れ、肉体的、精神的にオカシクなっていきます(あくまで個人の仮説です)。

塩のみならず、小麦も砂糖も、コカインも、精製することで中毒性が出てくるのではないかと思っている。例えば小麦は、それに含まれるグルテンはエクソルフィン(外因性モルヒネ様化合物)となり、脳のモルヒネ受容体と結びつくことで脳に多幸感を感じさせ、「もっと欲しい」となり、食欲を増進させ中毒性が出てくることがわかっています。(詳しくは過去記事「「小麦を食べるな!」を実践してみた結果」でどうぞ。)コカの葉だってそうだ。コカの葉はインカの時代からアンデスでは聖なる葉とされコカの葉を噛んできた。今でもコカ茶を飲む習慣もある。それによっての依存性や中毒性は極めて低いとされるが、日本へはコカの葉や加工品も持ち込み禁止となっている。

いずれにせよ、精製することでそれまで保たれていた何らかのバランスが崩れ、体内酵素などと相まみえるうち、その中の成分に変化が起こり僕たちの体に良くない結果をもたらすのではないか。…というか、良くない結果を見せることで精製しないで丸ごと食べてね、と素材自体が訴えているようだ。

食物じゃなければ、ウランだって精製して濃縮するから核分裂して、その時に生成物としてセシウム135やストロンチウム89などの危険な放射性物質を出すわけでしょう。

結局、精製したものにロクな物はないのだ。人間の奢りだったのかもしれない。塩だって精製した塩化ナトリウム99%のものはバランスを崩すだけだってことを直感のいい人なら感じるのではないか。

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おわりに – – – 質のいい海水塩を摂ろう

さて、いかがだったでしょうか。今回はここまでにしておきます。精製されたものを摂りすぎるのは体によくないと。これで、塩化ナトリウム99%以上の異常バランスの塩をやめようと思われたかもしれませんが、では実際、専売制廃止後、たくさんの塩が売られていますが、迷ってしまいますよね。実は、「自然塩」「天然塩」のイメージながら、実は精製塩とさほど変わらない物も多いんですね。なので、次回は「塩分バランスの良い塩の選び方」について書きますのでお楽しみに。

今回は、わじまの海塩だけをご紹介しました。能登・輪島沖の海水100%で釜焚きもせず40度の低温で結晶させているせいか、旨味があります。マグネシウムが100g中295mgもあり、それは、フランスのブルターニュ産の最高級海塩「ゲランドの塩」その中でも最高級とされる「フルール・ド・セル」に匹敵します。しょっぱすぎることのないホントに美味しい塩です。バランスがいいのが舐めるだけでわかります。

▼まずは100gで試してみてはいかがでしょう。「My塩」や「舐め塩用」ということで持ち運び用としても便利です。

もちろん、これだけがいいというわけではありません。他にもいい塩はあります。ただ、マグネシウムやカルシウムがたくさん入っているからという単純なものではないのです。何度も言いますがバランスが大事です、いえ、すべてです。

そこらへんについてもきっちり書きたいと思いますので次回をお楽しみに。

では!

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