大麻が合法化される日はくるのか

大麻・ヘンプ

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そもそも、大麻解禁のメリットとは何か

ほとんどの人が大麻に対してネガティブな印象を持っていると思います。そんな麻薬の話はやめて!って声が聞こえてきそうです…。大麻=麻薬でかたずけないでください。
それだけ、大麻には様々な用途があります。
(下記参照:画像クリックで詳細ページへ)
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個人的には、嗜好用のマリファナは賛成ではありません。他のいわゆる危険ドラッグや覚せい剤へのステップへと繋がり、そのとっかかりとなり得るからです。
しかし!産業用や医療用では、未知なる可能性が秘められており、特に医療用やバイオマス燃料、プラスチック、食用での使用は大いに期待されるところです。
なので、大麻=マリファナ=麻薬だから「ダメ。ゼッタイ。」的な論理で反対する方がいるのならば、それはちょっと違うと思うんですよね。

大麻は本当にカラダにいいのか

大麻には約60種類以上の特有成分が含まれていて、その総称をカンナビノイドという。
その中でも3大成分と言われるのが△9型テトラ・ヒドロ・カンナビノール(THC)、カンナビノール(CBN)、カンナビジオール(CBD)です。
この中でマリファナ吸引でハイになる成分はTHCです。大麻取締法の規制対象はこの陶酔成分であるTHC(花穂や葉より作られる)であり、成長した大麻草の茎や種子の使用またはこれら由来の製品は除外されています。つまり、薬効成分のカンナビジオールは(CBD)は規制対象外なのです。
一方、CBDはその効能が世界各国で認められ、医療用として使用されています。日本でも規制対象外なのですが、いかんせん、大麻の研究や臨床実験が禁止されているので実質、使えません。
ちなみに、CBDの効能とは、癌、AIDS、アルツハイマー病、うつ病、てんかん、糖尿病、パーキンソン病など、250種類の病気の改善が各種機関の臨床結果として報告されているという。(参考:医療大麻 – Wikipedia

下記動画にかなりの情報が散りばめられていますので是非、観てください。

大麻草に含まれるTHC(陶酔成分)について

マリファナを吸ってハイになるというTHC(△9型テトラ・ヒドロ・カンナビノール)ですが、古来日本の在来種の大麻草には、品種にもよりますが、含有量が0.08〜1.7%であったという。この数字は、ヨーロッパ等で採用している産業用大麻の基準である03.%未満に適合する。どおりで、古来より日本各地で栽培されていた大麻草によって、麻薬中毒を起こしてパッパラパーになったり、他人を巻き込んで事件を引き起こしたりといった記録が見当たらないわけだ。
ただ、『麻酔い』といって、茎から繊維を取る際、こん棒のようなもので茎を叩くのだが、その作業をしてる時にふらふらと酔っ払ったような気分になるという現象は報告されているが。でもここで誤解をしないでほしいが、これはラリってるというわけではない。実際、大麻農家の人たちはほとんどが健康なんだそうだ。

現代において禁止されている大麻(マリファナ)は、ほとんどすべて海外産で、特に熱帯地方など太陽熱が強い地域で栽培されているが、THCという成分は、大麻が自らを紫外線から守るために大麻自身が作り出す成分のため、日本など温帯地方で栽培するものよりTHC含有量がはるかに高いという。
大麻草には雄株と雌株があり、メス株のほうがオス株に比べて数倍のTHC成分が含まれるという。そのメス株の花穂だけを集めた『バッズ』と呼ばれるものは、葉や茎の混じったものに比べて約4〜5倍、含有量20%にのぼるものまであるという強烈な麻薬だ。他にも、精製や合成と手の込んだことをやり始めれば、さらに強力なものも作れるだろう。

今現在、日本で大麻草が一番栽培されている県はダントツで栃木県です。
その栃木の大麻農家さんたちが研究に研究を重ね、無毒大麻と呼ばれる改良品種『トチギシロ』を完成させました。通常、大麻を栽培するには県の許可を受け(もちろんですが…)、柵を貼り、監視カメラの設置も義務付けられていると聞きますが、この『トチギシロ』の畑には柵は必要ないようで、、、。もし盗まれたとしてもTHC成分が殆ど無いためハイにはならないからです。この『トチギシロ』はほとんどが繊維(麻布)利用だということですが、このようなほとんどTHC含有量のない品種をどんどん普及していって柵無し畑が日本各地で見られればいいなぁ〜と思いますよね。また、ぜひ一度、取材に行きたいと思っています。
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このように、大麻にもいろいろありまして、問題とされるTHC含有量もさまざまであります。また、THCが悪者だとは思わないでください。医療効果がちゃんと認められているのですから。なので、品種改良によって全くTHCをなくせばそれでいいかというと、そうではないということです。

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